【23年10月23日追記】
今のところ狙い通りPro版をきっかけに新しい企画が立ち上がったり、多くの人に参加してもらっています!(ありがとうございます)
DH Magazine無料版に登録している人はPro版にも是非参加してより深く理解し、関わり、ビットコインライフを楽しんでください。
先日から準備していたDiamond Hands MagazineのPro版の正式な公開と、具体的な内容や目標について紹介させていただきます。
背景や狙い、ニュアンスなどは反省会の動画の方で今回の企画に対して自分の考えを紹介する動画も投稿したのでそちらも是非見てみてください。
Pro版は元々はもう少し堅い内容を提供しようと元々は考えていたのですが、フィードバックももらいつつ色々考えた結果、日本国内でのビットコインの普及の推進をゴールに、独自の視点から普及の壁になっている要因を分析して具体的な問題解決を目指したり、裏話的なコンテンツを発信しつつ、読者も一緒に参加しやすいカジュアルな楽しい内容の方向性にピボットしました。
結果としてはおそらくこちらの方が自分も読者も楽しいですし、何かこれをきっかけに今まで出来ていなかったことを実行しつつ、ビットコインの普及の加速という大きなゴールに対して具体的な貢献や結果につなげることが出来るのではないかと思います。
こちらのPro版の公開をしながら自分でも今後どのようなことを仕掛けていこうかな〜、という感じで自分自身でもすごく楽しみになってきているので、是非多くの人にDH MagazineのPro版にも参加してもらい一緒に楽しみつつ、同時に国内のビットコイン普及の活動の支援をしてもらいたいです。
DH Magazine Proの登録ページ
Diamond Hands Magazine Proの内容
DH Magazine Proの主なコンセプトとしては、「日本国内でのビットコインの普及を進めることを最終的な目標に、そのゴールに対して具体的な戦略や課題を考察しつつ、より生でリアルな部分を共有したり、その過程を一緒に体験、楽しんでもらう」という感じです。
自分が一方的に発信するというよりは、企画やプロジェクトによっては読者が一緒に参加したり、もしくは読者から具体的なアイディアを出してもらえれば、自分の方でリーダーシップをとってそれを形にしたり、双方向にやりとりしつつ進めるのが理想だと思います。
DH Magazine ProはSubstack上の月7ドル(現状のレートで約1000円)の有料のプランになりますが、無料版の内容に追加でPro参加者には以下のようなコンテンツや特典を提供します。
ビットコイン普及のための考察、分析記事とアクション
国内のビットコインの一般普及を最終的なゴールに、現状の課題や改善すべき点、自分たちが出来ることなどを分析し、それに対する解決方法や具体アクションなどを提案する記事を出します。
例えば先日反省会で収録した「日本にビットコイン新聖地を作ろう」など、の企画を実際に実行しながら、その過程の様子や個人的な雑感などをを記事としても紹介していこうと思います。
それ以外にもビットコイナー反省会などとも連動しつつビットコインに関する面白い企画や実験などを色々挑戦していきたいなと思っています。
こういう活動の積み重ねが最終的により大きなビットコインの一般普及というテーマに繋がっていくと思いますし、何かしらビットコインに関する事業化のヒントなども見えてくると思います。仮想通貨業界全般に関する個人的な雑感、視点の共有
今まであまり共有していなかったより個人的な考えなども含め、できるだけ生の意見をいい意味でカジュアルに発信していこうと思っています。
例えば、海外生活に関して、ビットコイナーとしての人生やキャリア設計、業界のサラリーマン化の現象と弊害、日本とアメリカのレベルや文化の違いなど、以前からちょっと話したいと思っていたけどちゃんと話したことはないネタは実は自分の中でも結構あります。
また、国内のビットコインの普及の本当の障壁になっているものはなにか?なぜ日本の事業者はビットコインに消極的なのか、など、国内の業界や関係者たちにも本気で突っ込んだり、苦言を呈したりすることもあるかもしれません。
業界内の最前線でいるからこそのこぼれ話などもするかもしれませんし、事業者の視点からでも参考になる部分もあると思います。Pro参加者限定の動画+Q&A
基本的には上記の内容と一緒ですが、文章ではなく動画にした方が上手く説明しやすいことなどについては、DH Magazine Pro参加者限定の動画を作成したり、Q&Aセッションをやります。
現状では上記のような内容で考えています。
分量としてはまずはおそらく月2〜3本のコラム記事、月2〜3本ほどの動画、また場合によってはオフ会や特別なライブ放送的なものも参加者の様子を見ながらやっていくかもしれません。
特に以下のような人たちなら楽しんでもらえると思いますし、積極的にPro版にも参加してほしいと思います。
日本でのビットコイン一般普及という現在進行系のストーリーに対して、自分自身でも何かしらの形で貢献したい、もしくはその歴史の一部になりたいと思っている人
これからビットコインが日本で少しづつ普及していく過程を、関係者の生の声や活動に触れながら一緒に楽しんでいきたい人
業界関係者として、ビットコイン関連の事業者やユーザーの生の声や雰囲気を掴みたい人
日本国内でのビットコイン関連の普及活動やプロジェクトを金銭的な面で応援、支援したい
④のビットコイン普及活動に対する支援についてですが、Pro版の売上はDH Magazineの無料版の運営の継続+ビットコインの普及を目的とした活動や人件費、に全て使います。
自分の過去の活動などを長くフォローしてくれている人たちも少なからずいると思いますが、DH Magazine Proに参加してもらえれば日本国内でのビットコイン普及という目標に対して最も有効的にその支援金を活用できる自信もありますし、そこに腰を据えて取り組んでいくつもりです。
DH Magazine Proへの参加方法
DH Magazine Proへの参加はSubstackの該当サブスクリプションページから、クレジットカード支払いで参加してください。7ドルの毎月払い、もしくは年間一括払いをする場合は10%ほど割引しています。
(Substackでのサブスクリプション購入の日本語でのチュートリアルはこちらの外部の記事なども参考にしてください。)
また、最初の7日間は無料で購読出来るように設定しているので、とりあえず中身を確認したい人はそちらも活用してください。
他には、SubstackではFounding Memberという概念があって、要は応援も含めて通常より多く払ってもいいよというスーパーファン向けのプランも選択できるようになっており、こちらは一応月約2000円程度で参加できるようにしています。
Founding Memberを選択する人はあまりいないですが、仮にこちらのプランを選択してくれる人が想定より多かったりしたら、後日特別な特典だったりも用意するかもしれません。
一部英語の部分もありますが、登録はそこまで難しくないと思います。
下のCard Numberの欄にクレジットカード情報を入れて、Subsribeボタンを押して進んでくだけです。
その後は、他のPublicationにも登録どうですか?後はSubstackのライターに個別にメッセージを送りましょう、など出てきますが基本スルーしても問題ないです。
上手く支払いが完了すれば上記のようなメールが届くはずなので、それで登録完了です。
それ以降は支払いが問題なく完了していれば、Pro版に登録した人たち限定でニュースレターが配信されたり、Substack上の鍵付きのコンテンツにアクセス出来るようになります。
ビットコインでの支払いについて
Substackは実はOpenNodeを通してビットコイン/ライトニング決済に対応しています。ただし、この機能は現状一部の人気のSubstackクリエイターに限定のようで、自分がビットコイン決済について問い合わせしても残念ながら今のところスルーされています。
それでもビットコインでの決済を希望するユーザーのために、年間購読限定にしますがマニュアルでビットコイン決済に対応することにしました。
BTC決済を希望される方は自分のTwitterアカウントにDM、もしくは自分のテレグラムアカウント(@KojiH)へのDMその旨連絡ください。オンチェーン、もしくはライトニング決済で時価のビットコインを支払ってもらえれば、個別に指定のメールアドレスをサブスクライバーリストに追加します。
具体的な数値目標
「ビットコインの普及」というのはかなりざっくりして具体性があまりないので、一応いくつか数値的な目標を意識したいと思います。
個人的な感覚として、日本のビットコイン業界は現在最先端のアメリカの大体2〜3年遅れくらいだという認識なので、まずは今のアメリカくらいのレベルまで日本のビットコイン業界のレベルや普及度を引き上げていくのを当面の目標にしようと思います。
普通にやったら2〜3年かかるわけですが、今回のような取り組みを通してそのスピードを出来るだけ早めて行きたいですね。
日本のビットコイン保有率:15%
アメリカ人のビットコイン保有率は現在大体13〜15%くらいと推定されています。日本の正確な数字はわかりませんが、5〜7%くらいという想定が出ています。
自分たちだけでこの普及率を大幅に引き上げることは難しいですが、新規ユーザー向けのサポートや教育体制を作ったり、印象を改善するための何かしらのキャンペーンを企画したりすることで間接的にこの目標の達成に貢献できることはまだまだあると思います。ビットコイン開発者数:500人
アメリカでのビットコイン開発者数の数は定かではないですが、自分の認識では数千人くらいの規模だと思います。
それに対して日本では「ビットコイン開発者」と呼べるレベルの人は自分の体感的にせいぜい20人くらいじゃないかと思います。アメリカにはまだ層も質も遠く及んでいないです。
その一方で多分クリプト/Web3系の開発者はおそらく数百人は日本でもいる気がするので、まずは最低でもそのレベルまで持っていく必要がありそうです。
Pro版で具体的な戦略や原因を分析しつつ、場合によってはハッカソンや開発者への補助金、海外開発コミュニティとの連携をやっていくことで状況を改善できるかもしれません。ビットコイン関連企業数:30社
現状国内のビットコイン系の企業の数はせいぜい5社程度で、片手で数えられる程度しかないです。
アメリカでの具体企業数はわからないですが、普通に100社は現時点であるとは思います。
関連スタートアップ/企業の数を増やすのも容易ではないですが、開発者の教育、ビジネス環境の整頓、ビットコイン関連の雇用の創出、海外企業との連携、資金調達の補助など、自分個人でも貢献できる部分は少なからずありそうです。合計資金調達額:100億円
資金調達額は関連企業の活発度を示す一つの指標だと思います。
2022年には世界のビットコインネイティブ企業による資金調達額は日本円で大体500億円分くらいだと想定されています。
一方日本国内のビットコイン関連企業で資金調達を成功させているのは現状NayutaとAndGo二社くらいで、国内での合計調達金額はせいぜい数億円程度です。
日本のVCへのインプット強化、海外のビットコイン系VCとの連携を強化したりなども含め、もう少しビットコイン関係企業の資金調達環境を改善する努力が必要だと思います。
他にも数値設定が出来そうな項目はありそうですが、とりあえず上記のようなKPIなどを想定しておきます。
それぞれすぐに達成出来る目標値ではないですし、直接的に影響を与えられる部分も限られるかもしれないですが、色々試行錯誤して行動していくことで数年単位で貢献できること、変えられることは少なくないと思います。
というわけで数値目標の意識含めてかなり本気で考えていますし、DH Magazine Proの立ち上げをきっかけにさらに色々挑戦したいと思っています。自分たちがやらないと結局他に誰もやらないですしね。
少し長くなりましたが以上です。
なお、DH Magazine無料版は今後も継続していきますし、Diamond Handsでの活動全般、ビットコイナー反省会なども含め今後もコミュニティメンバーと協力しつつ今まで通り出せる情報は基本全てオープンにしていくつもりですし、そこは変わりません。
DH Magazine Proに参加してもらえることで、それらの活動を自分たちで継続していける、むしろ更に強化してくための一つの基盤になるので、是非国内のビットコイン普及活動を支援しつつ、一緒にその過程を楽しむつもりで気軽に参加して欲しいです。
プロ版入ったけど、過去記事一覧とか見れるのかしら