4月28日第二回ライトニングマルシェの楽しみ方について語ります
今週から仕事関係のことを色々進めるため日本にまたしばらく滞在します。とりあえず花粉症問題がほぼ解消されたようで、気温も良いしようやく少し過ごしやすくなってきましたね。
さて、明日(4月19日)はビットコイナー向け半減期ピザパーティのイベントがあり、来週4月28日は第二回自由が丘ライトニングマルシェ、も開催します。
こちらのライトニングマルシェはボランティアを中心に運営されていますが、前回も盛り上がり、今回セラーの数も増えさらにパワーアップしていますが、改めてマルシェの意義や楽しみ方などについて紹介しておきます。
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ライトニングマルシェに参加するために準備は必要か?
前回のマルシェでも同じような質問はいくつかもらったのですが、ライトニングマルシェに参加して、ライトニングで買い物をするのに、特に取引所から先に出金して〜、などの準備は実は必要ないです。
前回も取引所からのオンチェーンビットコインの引き出し手数料が高くて(数千円以上)ライトニングのウォレットのセットアップが出来てない人は何人もいましたが、その場合会場にいる他のビットコイナーの人たちと直接現金とライトニング上のビットコインの取引をすればいいので、特に事前の準備は必要ないです。
逆に興味がありさえすれば会場でウォレットの使い方やライトニングの仕組みについて喜んで教えてくれる人はいくらでもいると思うので、勉強も含めてカジュアルに参加してもらえれば大丈夫です。
ライトニング決済でしか買えない商品増加中
ライトニングマルシェの面白いところとして毎回新しい商品が売りに出されたり、ここでしか買えない商品が少しづつ増えていることだと思います。
個人的には今回から少しづつバッジャー君とDiamond Handsのオリジナルグッズを販売予定です。
今回のために作成したオリジナル高級ノートを自分自身でも普段使いしていますが、割とサイコーです。まだ若干プロトタイプ感があるので販売数は限られますが、今回から一部ライトニング決済で販売します。
他にも界隈で名著?と名高い「アフタービットコイン」の中古本に勝手にオリジナルの帯をつけたものが販売されて予定であったり、おそらく今後もこういうここだけでしか手に入らない面白グッズなども増えるでしょう。クオリティ高いです笑
こういうオリジナルグッズを買いに来るのもいいですし、クリエイティブな人なら逆にセラーとして参加してライトニング決済でグッズを販売したりすることも可能です。
ライトニングマルシェは新しい技術や取り組みの実験場
もう一つマルシェの面白さ、非常に重要な意義としては、これが新しい技術を実験する場になっていたり、決済などの運用のノウハウを貯める場になっていることです。
例えばマルシェを機にライトニングウォレットを自分自身で入れるだけではなく、BTCPayServerを使ってノンカストディアルな形で、かつユーザー体験を高めるように工夫してみたり、ライトニングのコンタクトレス決済ができるBoltcardを使ってタッチ決済に挑戦したりする人もいます。
回を重ねるごとにセラーのレベルも上がってきているので、今後こういうイベントをきっかけに新しいユースケースが考案されたり、参加者も含めて新しい技術を色々試す場になりつつあります。おいくらSatsとかも簡易レジ機能みたいなものもついたり、いい感じにマルシェとも連動していますね。
ちなみに次回4月28日のマルシェではDiamond Handsとしてもこのトレンドに乗っかる予定です。
今Greenlightという技術を利用したモバイルライトニングウォレットを作っているのですが、そのプロトタイプを一部のテスター向けに開放し、マルシェでも使えるようにしたり、ディスカウントの提供をしたりします。
まだボロボロではありますが、とりあえずどんどん使ってもらわないと改善もしないので、まさにこのマルシェを実験場としてありがたく使わせてもらおうと思います。
Diamond Handsのウォレットについての詳細はまた別途記事にします。
色々質問したりフィードバックをもらうチャンス
自由が丘ライトニングマルシェは屋外のカジュアルなイベントなので、他のユーザーや関係者の人と色々直接話したり気軽に質問したりすることができる場です。実際毎回参加者は他の人たちと楽しく立ち話していきますし、ビットコイナーの緩い集まりという点でも楽しめると思います。
実は自分自身も前回、法律の専門家にマルシェを絡めて色々こういう運用は法律的に大丈夫なのか?などアイディアを立ち話しながら議論したりしていましたし、ビットコイン好きな色んな属性の人が来るので勉強になることも多いです。
また、それだけではなく企業や関係者目線で見てもリアルなユーザーが多く集まる場になるので、ユーザーが実際にどのようにプロダクトを使っているのか、その他最近注目しているプロジェクト、など、個人的にもユーザーからのフィードバックや利用実態のヒントをもらうことも多いです。
なので、ビットコイナーだけでなく例えば取引所で働いている人たちなどもこういうイベントに参加することで、カジュアルにユーザーからのフィードバックをもらえる機会としてもマルシェの意義はあると思います。
草の根活動が少しづつ広がっていく面白さ
ライトニングマルシェは元々「ビットコイナーの聖地を開拓しよう」という反省会の思いつきの動画に始まり、そこから高円寺視察、伝説の高円寺ライトニングフリマとそこでの押し込まれ…、などなど少しづつ草の根的に広がっています。
前回のマルシェではその他のより大きなマルシェの主催者の方も参加してくれていて、何かしらの形での今後のコラボレーションに関心を持ってくれたり、5月末の韓国で行われるビットコインカンファレンスでも、日本を代表してライトニングフリマの出張開催をしよう、という話も出てきています。ただの思いつきで始まったところから想像以上に拡大、影響力を増してきているわけです。
個人的にはこの草の根から少しづつ広がっていくのを一緒に経験できることこそがある意味での楽しさの醍醐味だと思いますし、何かしらの形でそれに貢献したり、中心メンバーの一人として活躍できたりする可能性もありますし、関わる人全員にとっていい意味で何かしらの想定外の展開に発展していく可能性を感じています。
というわけで次回ライトニングマルシェ、是非気軽に参加してください。
イベント登録ページ↓
https://diamondhands.connpass.com/event/316233/
今の時点で最初に想定していた展開より遥かに盛り上がり、すでに色々重要なインパクトを与えているこのフリマ/マルシェですが、ボランティアを中心に今後もまた想定外の成長を見せてくれることを個人的にも楽しみにしています。