ビットコイナーの聖地はルノアールのままだった！？高円寺ライトニングフリマで見えた光と闇

お待ちかねの高円寺ライトニングフリマの振り返り記事を少し今更感はありますがいよいよ書きます！これを待っていた人も結構多かったのでは？

日本にいる間はあちらこちら行ったり来たり、人に会ったり、イベントに参加したりで消耗させられていて中々筆が進みませんでした。はい、言い訳です…笑

結論から言えば、今回の高円寺ライトニングフリマは、国内でのビットコイン普及のポテンシャルという意味での「光」と想像以上の社会からの反発の「闇」の部分が両方リアルに見えたという点では非常に有意義なイベントでした。

まさにこういうものこそ自分がDH Magazine Proとして書いて後世に残しておきたかったような話なので、テンション高めで勢いで書いていきます。

なお、当日の雰囲気がわかるような形で関連ツイートをすたどんまんがTogetterでまとめてくれているのでそちらも是非覗いてみてください。（この記事内の写真もこちらのTogetterで紹介されているツイートの方たちの写真を拝借しています）

目次

1. ビットコイナーの熱に高円寺が沸く

2. ライトニングフリマで感じた日本のビットコイナーの底力

3. 聖地候補のはずが押し込まれるビットコイナーたち…

4. そういうのはルノアールでやれ！（名言集）

5. 今後ライトニングフリマが復活する可能性はあるのか？

ビットコイナーの熱に高円寺が沸く

まずはポジティブだったことから書いていきます。

結果から言えば、高円寺ライトニングフリマには16時のスタート直後から多数のビットコイナーが集結し、大盛況。

今回のフリマは高円寺の北中夜市という商店街主催のフリーマーケットの場所の一部を借りて開催したのですが、明確にビットコイン関連の自分たちのブースが最も盛り上がっていました。フリマ撤退まで大体のべ100〜120人くらいは来たと推定しています。

（この角度だと分かりづらいけど、店の前に大量にビットコイナーが集まってすごいことになってた。このでかいビットコイン看板的なのがマジナイス）

フリマ自体ではビットコインマークのチュロスやカフェオレなどを販売するだけでなく、いわゆる普通のフリマで売ってそうな本や小物などが販売されており、各お店かなり盛況だったと思います。

ちなみに自分は元々売る予定だったDiamond HandsのTシャツを盛大に忘れてしまったのですが（すいませんw）、持ち合わせていたオリジナルデザインのBoltcard「Kintsugiカード」を出品したらそれが想像以上に大人気ですぐに15枚以上売り切れてしまいました。コンタクトレス決済のアイディア、想像以上にみんな好きですよね。

今回初めてライトニング決済を体験する人もいましたし、単純にイベントというか祭り的な感じで界隈の著名人なども多く駆けつけ、改めてビットコインへの熱意、ライトニング決済のスピードや可能性を感じていた人もいました。その点ではそれだけでもこのようなイベントを開く価値はあったと思います。

ライトニングフリマで感じた日本のビットコインコミュニティの実力

日本ではビットコインはあまり盛り上がってないとか、Web3の方が関係者や関連企業も多いということを指摘されることもありますが、実はこういうビットコインフォーカスのイベントを開催すると常に想定より多くの人が集まって盛り上がることが多いです。（前回のNostrサイドイベントの件なども参照）

つまり、今まであまり表面化していなかっただけで、日本国内のビットコイナーのコミュニティや支持者層は多分想像しているより強く大きいんじゃないか、ということです。

まあ腐ってもビットコインは最も保有者数や取引高も圧倒的に多いコインですし、ビットコインが追求する分散性やトラストレスな性質に惹かれる、いわゆるガチビットコイナーみたいな人たちは日本でも案外多くいます。

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また、今回のフリマ企画は実は自分はそこまで積極的に企画自体には口を出しておらず、基本的には数人のボランティアとその周りのサポーターを中心に企画、場所確保など含めて実行してくれました。またその半数以上が女性だったこともあり、そこに関しても今までは少し違う流れや、国内のビットコイン支持層の成長を感じられました。

この後説明しますが、最終的にこちらのフリマはビットコインについて何か勘違いをしていた商店街の人たちに強制退去を命令されて時間より早く解散させられてしまったのですが、ただそれにもめげずにより良い場所や条件を探してボランティアの人たちがすでに動いてくれており、そこに関してもコミュニティの成長を感じられます。

聖地候補のはずが押し込まれるビットコイナーたち…

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