Diamond Hands Magazine、ライトニングネットワークニュースまとめです。
最近夜遅くの投稿になってしまいすいません。来週以降なるべく早く投稿するように頑張ります(汗)
それでは、早速始めていきます⚡
Diamond Handsコミュニティは国内外の関連企業から支援してもらっています。ありがとうございます!
重要リンク集💎🙌
Diamond Hands Wiki (ライトニングやルーティングに関するリソース集)
Lost in Bitcoin(ビットコイン学習リソース集)
LN+、Watch Swapsのサービスを提供
https://lightningnetwork.plus/posts/364
今回発表されたWatch Swapsは、LN上でWatchtowerとして相互にノードを監視するためのサービスで、プラットフォーム上でマッチングすると機能します。ルーティングノードで利用した方も多いであろうLiquidity Swaps(マッチングしたもの同士でお互いにチャネルを開くサービス)同様の使い勝手で利用できます。
Watchtowerの導入は、ノードがオフラインになっても悪意ある攻撃から保護されるといったメリットがあります。より詳細については、小川さんの記事をご覧ください。
これまでWatchtowerの導入といえば、LN+上でVoltageが提供しているものが人気でしたが、需要が増しサーバーへの負担が大きくかかっていました。大きな問題こそ起きていませんが、集中型ソリューションでもあり、あまり健全ではありませんでした。このWatch Swapsの登場によって、多くのノードがWatchtowerとして機能することができ、ネットワーク全体としてもより安全なものになっていくと期待できます。
Nostrクライアント、投稿へのLN投げ銭機能追加
Nostrクライアントで、投稿に対する投げ銭が可能になりました。投げ銭の名称は「Zap」といいます。
※自分はAmethystを用いてZapを試すことができました。全てのNostrクライアントが対応しているわけではないので注意。
⚡マークのところが投げ銭されたsatsの量で、通知欄を見ると誰から投げ銭されたか表示してくれます。(投げ銭ありがとうございます!)
AndroidのAmethystといった他クライアントでは、「Zap」(NIP-57)に対応したライトニングアドレスが必要なので、導入するには慣れていないとまだ苦戦するかもしれません。iOSのDamusでは、(未検証ですが)ウォレットがあれば誰でも簡単に投げ銭できていそうでした。
SNS上での投げ銭はとても気軽にできる新鮮な体験で、しばらくは仲間内でワイワイ投げ銭し合う感じになりそうです。また、どこまでNostrユーザーが増えるか次第ではありますが、投稿でマネタイズする人も現れるかもしれませんね。
Nostrに関する日本語リソース
https://scrapbox.io/nostr/
Nostrに関するバウンティサイトも登場。(もちろん報酬はsats)
Strike API を使用しLN経由で米ドルを送金可能に
Strike API を使用すれば、企業や開発者がLN経由で米ドルを送金できるようになるとのこと。
これは、ステーブルコインを使用しているわけではありません。
SWIFT、ACH、Visaなどの従来の国際送金ネットワークで現在行われているのと同じ方法で送金を行うとのこと。Visaカードを発行しVisaネットワーク経由でドルを送金する企業は、Strike APIを使用してLN経由でドルを送信できるようになるということです。
先週の記事で紹介しましたが、BreezもSDKを公開しました。こちらもアプリ開発者が簡単にLNをオンボーディングできるもので、企業や開発者がライトニングを容易に導入する基盤が整いつつありますね。
その他のトピック⚡
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Lightning Network データ定点観測⚡
キャパシティ: 5,368 BTC (+41 BTC)
チャネル数: 74,104 (-247)
ノード: 14,980 (+48)
【参考】 mempool