ビットコインウォレットを「作っただけ」で、なぜ5年の実刑なのか? / ビットコインで「出遅れた」と感じる人へ
ローレン・ロドリゲス
私たちの家は朝5時にFBIの捜索を受けました。胸にはレーザーサイトが向けられ、私たちは手錠をかけられ、引き離されました。
起訴した検察官たちは、こう尋ねたんです。
「FinCENは、Samurai Walletがマネーサービスビジネスだと思いますか?」
すると彼らは、はっきりとこう答えたんです。
「いいえ、違います。彼らは資金を預かっていないからです」
だから彼らは嘘をついている。ごまかす。つまり、勝つためなら何でもするんです。
こんにちは!yutaro です。
さっそくですが、「BTCインサイト」本日のトピックスはこちら:
ビットコインで「出遅れた」と感じる人へ|Lyn Aldenが語る投資心理と生き残る戦略
ビットコインウォレットを「作っただけ」で、なぜ5年の実刑なのか?【序章】
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ビットコインで「出遅れた」と感じる人へ|Lyn Aldenが語る投資心理と生き残る戦略
この記事は、Natalie Brunell氏が公開したYouTube動画 Lyn Alden's Advice for Bitcoin Investors Feeling "Behind" を完全日本語訳しています。
■ 投資タイミングの格差と「取り残された感覚」
Natalie Brunell
私は2017年からこの分野にいます。
出会ってきた多くの人たちは、それよりもずっと前に参入していて、
信じられないような価格で入っているんです。
もっと早くマイニングしていたり、数十ドル、数百ドルで買っていたなんて、
本当に想像もできません。
「1BTCが100ドルで買えた?」って、どうやってそんなことができたのかと思います。
でも、私たちの多くは、人生を大きく変えるほどの量を買える資金がなかった時期に参入しています。
ビットコインが突然100倍にならない限り、という前提でです。
■ 早期参入者 vs 後発組の心理的分断
だから、一種の分断が起きていると思います。
早期に入った人たちは、もうどちらに転んでも問題ない状態です。
すでに成功していて、ここからビットコインがどうなっても基本的に安泰です。
一方で大多数の人たち、特にカンファレンスに来ている人たちは、
「次は自分たちがそうなる番だ」と期待しているんです。
経済的な不安から解放される、その次の層になりたいと。
■ ボラティリティと失望
2021年の最高値から、5年かけて元に戻るような動きを見ると、
多くの人がこう言っています。
「これはきつい」
「このボラティリティのジェットコースターは耐えられない」
「他の資産に入れていればもっと良かった」
「もう理解できない」
こうした人たちに、あなたは何と言いますか?
多くの人にとって、本当に失望の大きい期間だったと思います。
■ 分散投資の本質
Lyn Alden
それは事実だと思います。
避けようがありません。
ここ2回のサイクルは、どちらもやや期待外れでした。
1回目は6〜6.9万ドル止まり、
今回も現時点では12.6万ドル程度です。
私は分散投資に立ち返ります。
ビットコインが急騰しているときは、分散はダサく見えます。
本当に馬鹿らしく見える。
「なんで株や金なんて持ってるの?」という感じになります。
■ 分散の役割(弱気相場での価値)
でも横ばいの期間、特にリバランスするポートフォリオでは、
弱い局面で買い増すことになります。
ピークでは自然と投資額が減る。
私の基本スタンスはこうです。
「好きな資産を持つのはいい。でも他にも持つ価値のある資産がある」
むしろそれによって、
その資産をより強く持ち続けられるようになります。
■ “一点集中”のリスク
すべてを1つの資産、1つのタイミングに賭けていないからです。
ビットコインが下がったとき、
ビットコインしか持っていない人は、信念があっても売らざるを得なくなることがあります。
一方で、ある程度分散していれば、
強い確信を持つ分野に大きく賭けつつも、
他の資産がクッションになります。
■ 分散の本当の価値
弱い時期に売らずに済む。
そして他の資産を回して柔軟に動ける。
強気相場では分散はダサい。
でも弱気相場でその意味を思い出すんです。
「ビットコインは不調だったが、銀がロケットのように上がった」
そうやってダメージを和らげられる。
それが分散の利点です。
■ SNSとセンチメントの影響
Natalie Brunell
あと、Xで何を言われても気にしないことですね。
分散はダメだと言う人も多いですが、
センチメントは2022年とはかなり違う気がします。
当時はFTXの崩壊に限定されていて、
ビットコイナーはそこまで動揺していなかった。
でも今回は違う。
ETF、ウォール街の参入、
ビットコインに好意的な大統領、SBRなど、
もっと上がるはずだったという期待とのズレがあります。
■ 「遅れた人」の心理とオールイン思考
長く「遅れている」と感じていると、
すべてを賭けるしかないと思ってしまう。
大きく賭けないと、
望む経済的ゴールに到達できないと感じる。
でもそれは同時に、
資産が急激に増えて、そして一気に減るという経験を生み、
心理的に非常にきつい。
■ 投資心理へのアドバイス
長く投資しているあなたから見て、
心理面についてアドバイスはありますか?
分散以外にも、
不安や恐怖を感じ始めたときにどうすればいいのか。
■ 「遅れている=リスクを取るべき」は危険
Lyn Alden
「遅れているからリスクを取るべき」という考えは危険です。
その思考は、
最もリスクの高いゴミのようなアルトコインに手を出す理由にもなります。
「ビットコインはもうそんなに上がらない、
でもこの無名トークンは100倍になるかもしれない」
そう考える。
でも長期的には、それは夢を壊します。
■ 投資のニヒリズムと現実
もちろん運よく成功する人もいます。
でもそこには金融的ニヒリズムがあり、
魅力的ではあるけど、多くの人には勧めません。
結局は「ゆっくり確実に」が報われる。
■ 本当に大きく賭けるべき対象
大きく賭けるべきなのは「自分自身」です。
遅れていると感じるなら、
投資以外で巻き返す方法がある。
例えばビジネスを始めること。
■ AI時代のチャンス
AIをうまく使える人が勝つ。
今ほど世界が個人に開かれている時代はない。
「人を雇う資金がない」という問題も、
AIなら安く解決できる。
ツールも揃っている。
■ ポートフォリオでの「集中」の適切な使い方
ホームランを狙うなら自分に賭けるべき。
ポートフォリオでそれをやるべきではない。
集中投資はあり得るが、
例えば通常1%のポジションを20%にするくらい。
90%突っ込むのとは違う。
■ トレードの難しさ
Natalie Brunell
底付近で売るべきか悩む人もいますよね。
理想は天井で売ることですが、
トレードは本当に難しい。
売った直後に上がるかもしれない恐怖がある。
■ 投資は科学ではなく「心理」
投資は科学ではなくアート。
心理と感情に依存する。
予測できない。
清掃員がMBAを上回ることもある。
■ マクロ投資=ルールが変わるチェス
Lyn Alden
マクロ投資はチェスのようなものです。
ただしルールが少しずつ変わる。
だから完全に攻略することはできない。
常に進化し続けるゲームです。
■ ビットコインの本質的な問い
今回のサイクルは期待外れでした。
でも新しいナラティブに飛びつくべきではない。
AIとマネーの関係などは重要ですが、
それに「救い」を求めるべきではない。
本質はこれです。
「人々は、自己管理できる、持ち運べて、価値が希薄化しない貯蓄を望むのか?」
■ 教育こそが鍵
ツールはすでに揃っています。
プライベートな貯蓄
許可不要の決済
レイヤー構造
あとは
存在を知る
価値を理解する
実際に使う
教育が鍵です。
■ 最後のまとめ
Natalie Brunell
あなたは「弱気な強気派」ですね。
Lyn Alden
そうです。慎重であることを大切にしています。
(※原文はコチラ)
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ビットコインウォレットを「作っただけ」で、なぜ5年の実刑なのか?
経緯
午前5時、ローレン・ロドリゲスは、レーザーサイト、家の中を飛び回るドローン、そして40人の武装した連邦捜査官による自宅の強制捜索で目を覚ましました。理由はただ一つ、彼女の夫がビットコインウォレットを開発したからでした。
ケオネ・ロドリゲスは2015年にSamurai Walletを共同創業しました。これはWhirlpool(同社のCoinJoin実装)などのプライバシー機能を備えたノンカストディ型のビットコインウォレットです。このウォレットは約10年にわたり、Google Playストア上で問題なく公開・運営されていました。しかし2024年4月24日、FBIとIRSは連携して、ペンシルベニア州のロドリゲス宅とポルトガルに住む共同創業者ビル・ヒルの自宅に家宅捜索を実施しました。
起訴内容は、無許可のマネーサービス事業を運営する共謀と、マネーロンダリングの共謀です。しかし問題は、FinCEN自身のガイダンスがノンカストディ型ウォレットはマネートランスミッターに該当しないと明記している点でした。さらに起訴の6か月前、検察はFinCENに対してSamuraiがマネーサービス事業に該当するかを直接確認しており、FinCENは「該当しない」と回答していました。検察はこの回答を隠蔽しており、これはブレイディ違反にあたります。
ローレンはこの事件の全体像を語ります。強制捜索、17テラバイトに及ぶ証拠の開示プロセス、中立的な裁判官からニューヨーク南部地区連邦検察の元刑事部門トップへの突然の裁判官交代、すべての弁護側の申立てが理由説明なしに却下されたわずか5分の審理、そして敵対的な裁判官のもとで25年の刑期リスクを抱える裁判と比較して、事実上選択の余地がない司法取引の構図。
ケオネは現在、連邦刑務所で5年の刑に服しています。ローレンはケオネとビルの両名に対する大統領恩赦を求めて活動しています。
請願への署名と支援は BillandKeonne.org から行えます。
家宅捜索、検察、そして「これはビットコインだけの問題ではない」
ローレン・ロドリゲス:
私たちの家は朝5時にFBIの捜索を受けました。胸にはレーザーサイトが向けられ、私たちは手錠をかけられ、引き離されました。
起訴した検察官たちは、こう尋ねたんです。
「FinCENは、Samurai Walletがマネーサービスビジネスだと思いますか?」
すると彼らは、はっきりとこう答えたんです。
「いいえ、違います。彼らは資金を預かっていないからです」
彼らは嘘をつく。ごまかす。つまり、勝つためなら何でもするんです。
ダニー:
つまり、彼らは真実を求めていない、と。
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