Diamond Hands Magazine、水曜日のビットコインニュースまとめです。
1BTC、600万円達成おめでとうございます!余裕で超えましたね。1BTC = 1BTCですが、きれいなカーブを描いてビットコインらしく値上がりしたときはやはり嬉しくなります。
さて、いよいよ今年も残り1か月。Nostrasiaが先月あったことも随分前のような感覚になりますが、東京でのグローバルイベントおよび国内向けのサイドイベントをきっかけに、より多くの人がビットコインに注目し始めたり、実際にライトニングを試してみたり、高円寺のフリマにもたくさんの人が集まって、ビットコインに関心を持つ人の輪が広がっていく雰囲気が感じられました。今後、国内各地でミートアップなどが増えていくことを期待しています!
先日は、日本で暗号資産を遺産相続した場合に最大110%の税金がかかることが話題になっていましたが、その一方で、今日、企業が継続保有する暗号資産は海外流出を防ぐため課税しない方針へと日経が報道しています。日本のためにも、個人資産も含めて国内で守られるように税制が変わっていってほしいですね。
重要リンク集💎🙌
Diamond Hands Wiki (ライトニングやルーティングに関するリソース集)
Lost in Bitcoin(ビットコイン学習リソース集)
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ビットコイン関連イベント
1月
BitcoinDay NAPLES, 1月20日, 米国フロリダ州, ネイプルズ
Bitcoin Freedom Festival, 1月18-20日, コスタリカ
ADOPTING BITCOIN, 1月26-28日, 南アフリカ, ケープタウン
米国時間12月22日、英語のビットコインチュートリアルで大人気の@BTC Sessionsが毎年恒例となったクリスマスイベントをYouTubeで開催します。
もし国内でも何かイベントがありましたら、ぜひコメント等で共有をお願いします。
ビットコイン急騰、いよいよETF承認?
現在のビットコイン価格急騰は、ビットコイン現物取引の需要を反映していると伝えられています。
米国でスポット(現物)ビットコインETFの承認がいよいよかという期待、また米国連邦準備制度理事会(FRB)が利上げをやめて2024年には利下げに転じる予測、バイナンスUSの問題が一段落し米国大手取引所への不安が解消したこと、中東情勢の悪化などが重なった上に、市場にさらに大量の米ドルが供給されたニュースがあり、ビットコインに資金が流れる勢いがついたようです。
しかし、申請された米国ビットコインETFのカストディアン(保管機関)は、そのほとんどがCoinbaseとなっており非常に集権的であると指摘されています。2014年にBTCマイニングを始めたことで知られるFidelityだけが、唯一例外でセルフカストディを採用しています。
https://forbesjapan.com/articles/detail/67754
バイナンスCZ氏のCEO辞任
11月22日、バイナンスは米当局からマネーロンダリング対策不備、イランやシリア等の制裁対象国の顧客取引を許可したことや犯罪関与が疑われる取引報告を怠った違反等により、約43億ドル(現レートで約6400億円)の制裁金を科されました。これは米国企業に科された罰金として過去最高額とのこと。
Changpeng Zhao(CZ)氏はバイナンスの不正を認めて支払いに合意し、当局と和解するとともに、CEO辞任を発表しました。後任には金融規制に精通したRichard Teng氏が就任し、米国バイナンスの運営も継続されますが、当局の規制や訴訟対応でしばらくは困難な状況が続きそうです。
幸いにもバイナンスは顧客資産に対応する準備金レポートを過去に発表しており、同取引所から約10億ドル資産流出と報道がありましたが、資産上は現状問題ないと見られており、ビットコイン価格にはほぼ影響しませんでした。
ブルームバーグによると、CZ氏は1億7500万ドル(約250億円)の保釈金を支払い、現在米国内であれば自由に移動可能ですが、在住するUAEへの帰国は拒否され、2024年2月の判決言い渡しまで米国滞在を命令されています。
https://www.justice.gov/opa/pr/binance-and-ceo-plead-guilty-federal-charges-4b-resolution
MicroStrategy社11月に16,130BTCを購入
Michael Saylor 氏率いるMicroStrategy社は、過去3年間で最大の購入額約6億ドルで先月16,130 BTCを購入しました。11月末時点で、合計174,530 BTCを保有と報告されています。
ビットコインはスポットETFが間もなく承認されるとの見方が強まる中、金融関係者からの注目を集めており、最近の予測では、2024年末には価格が10万ドルに達するという強気な見方が増えています。
Saylor氏は「ビットコインだけが次のビットコインであることを世間は認識し始めていると思う。次の論理的なステップは、ビットコインがここから10倍、さらにその10倍になることだ」と大変強気です。
一方で、既存金融界のGoldman Sachsアナリストは、ビットコインは世界の過去のバブルと比較しても天文学的な数値で、いずれ弾けるという見方を変えていません。
https://finance.yahoo.com/news/michael-saylors-microstrategy-makes-biggest-202309009.html
Africa Bitcoin Conference
12月1-3日にガーナで開催されたAfrica Bitcoin Conferenceでは、アフリカ各地でビットコインにかかわる様々な活動の紹介、ディスカッションや、Hackathonが行われました。
Bitcoin Newsは、Block社の子会社TBDがアフリカの暗号資産取引所YellowCardと共同で、M-Pesaなどの既存金融サービスにビットコインを導入するための新しいプロトコルを提供開始すると伝えました。
銀行サービスにアクセスできない人が多い地域だからこそ、新しい試みや開発、そしてアダプションが進んでいくアフリカには勢いを感じます。
ドル換算で史上最高額の手数料 83.7 BTC
11月23日、あるビットコイナーが新しく作成したコールドウォレットに139BTCを転送したところ、83.7 BTCの手数料(約300万ドル/4億円相当)がチャージされ、さらに残りの約55BTCが全く別のウォレットに転送されました。これはドル換算で史上最高額のビットコイン手数料となりました。
送金元ウォレットの持ち主は名乗りを上げ、ハッキング被害を主張しています。この手数料を受け取ったAntPoolは、持ち主への返却を申し出ましたが、送金元に返されるのかどうか現時点では不明です。
@mononaut氏は、このハッキングは新しいウォレットの脆弱性が悪用され、複数のハッカーがウォレットの権限を握ろうと、replace-by-fee(RBF)のメカニズムを使って送金プロセスを早めようとした結果、急激な手数料の高騰が起きた可能性があると言います。コールドウォレットの暗号化エントロピーでランダム性が不足していた場合にこの推測が当てはまるだろうと述べました。
この事件では、ビットコインコミュニティ内で詳細な分析と様々な意見が出され、手数料返還の提案からソフトウェアのバグやマネーロンダリングの懸念までネット上で広く議論されました。
ポッドキャスト:Libertariman Radio - リバタリマン・ラジオ
@libertarimanさんがポッドキャスト「Libertariman Radio - リバタリマン・ラジオ」を公開しました。自由、人生、時間、お金、ビットコインをテーマにした様々なディスカッションを聞くことができます。ご本人のイチ押し「 #5 Buy bitcoinの意味」(最初英語/6分以降から日本語あり)など、ぜひチェックしてみてください。
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