ビットコイン現物ETF取引開始／手数料やや落ち着く／世界最強のコンピュータネットワーク
Diamond Hands Magazine Vol.132
Diamond Hands Magazine、水曜日のビットコインニュースまとめです。
ビットコインをわかりやすく図解で説明する「知っとこ！ビットコイン図鑑」がスタートしましたね。バナーのイラストがかわいくて好きです。内容的にはかなり詳しく書かれているトピックもあり、初心者以外でもどなたでも楽しめそうです。ビットコインに少しでも興味を示したご友人やご家族に、ぜひ広めてください！
重要リンク集💎🙌
Diamond Hands Wiki （ライトニングやルーティングに関するリソース集）
Lost in Bitcoin（ビットコイン学習リソース集）
DH Magazine Proへの招待
月7ドルでDH Magazine Proに参加して、日本国内のビットコイン普及活動を最前線で楽しみつつ、Diamond Handsの活動を支援しよう！
詳細は以下のPro版の内容紹介記事をご確認ください。
米国ビットコイン現物ETF取引開始
SECのツイッターから偽情報が投稿されたことは前回お伝えしましたが、そのすぐ翌日、米国時間1月10日にSECから正式にビットコイン現物ETF、以下11銘柄の承認発表があり、11日から取引が開始されました。初日3日間で10ETFの合計取引金額が100億ドルを超えました（出典）。※現在、日本では規制上購入できません。
ARK 21Shares Bitcoin ETF (ARKB)
Bitwise Bitcoin ETF (BITB) ～Bitwise社は、BITBの利益10％を今後少なくとも10年間、無条件でビットコインオープンソースプロジェクトであるBrink, OpenSats, HRF Bitcoin Development Fundに還元すると発表。
Fidelity Wise Origin Bitcoin Trust (FBTC)
Franklin Bitcoin ETF (EZBC)
Grayscale Bitcoin Trust (GBTC) ～グレースケールは投資信託だったものがETFに変更されました。
Hashdex Bitcoin ETF (DEFI)
Invesco Galaxy Bitcoin ETF (BTCO)
iShares Bitcoin Trust (IBIT)
Valkyrie Bitcoin Fund (BRRR) ～ValkyrieはマイニングETF（WGMI）も売り出しています。
VanEck Bitcoin Trust (HODL)
WisdomTree Bitcoin Fund (BTCW)
ビットコインETFの影響や承認後の動き：
ビットコインETFのオプション取引、ナスダックとシカゴ・オプション取引所（Cboe）が申請へ （1月22日、CoinPost）
FTXのGBTC10億ドル売却報道でビットコイン強気派が盛り上がる（1月23日、CoinDeskJapan）
米国現物ビットコインETFはゴールドとの資金移動を容易にする（1月21日、ココスタ）
ビットコインETFが日本で買える日は来るのか？いつ承認されたか・承認時の価格チャートを紹介（1月23日更新、ビットコイン図鑑）
ビットコインは誰の手に？
現在、ビットコインを誰が手にしているかを見てみると、企業や金融機関そして国家を合わせた割合よりも、まだ個人保有のコインのほうがずっと多いことに希望が持てます。
けれども、この7日間でETFを発行する資産運用会社等が10万枚のビットコイン、全体の0.48％を収集したことは注目に値します。
なお、秘密鍵の紛失や持ち主が亡くなって失われたコインも少なくありません。
https://x.com/WalkerAmerica/status/1749176434856247520
ビットコイン手数料やや落ち着く
久しぶりにビットコインオンチェーンの送金手数料が少し落ち着いています。ただし、手数料は急上昇することもありますので、オンチェーン取引の際は手数料上限の設定や mempoolでの確認をしましょう。
https://ycharts.com/indicators/bitcoin_average_transaction_fee
Strike 2023年レポート発表
ビットコインオンリーで世界をリードするStrikeのCEO、Jack Mallers氏は、会社の透明性をアピールするために自ら2023年のレポート発表と2024年の抱負を語る動画をツイッターXに公開しました。ブログ版もあります。
現在、米国の他に世界65の国や地域にサービスを広げ、アジアではフィリピン・韓国・台湾・ベトナム・ラオス・モンゴルで利用可能です。
世界最強のコンピュータネットワーク
ビットコインのハッシュレートは過去最高値の500 Exahashes/secondを記録しました。これは1秒に500京回の演算を行っていることを意味します。
世界中に稼働するマイニングマシンを持つビットコインネットワークが、1秒間に実行する演算総数では、世界で最も強力なスーパーコンピューターよりも500倍性能が高いと言います。このニュースにはイーロン・マスク氏もWowと驚きの反応を示しました。
Trezorのサポート利用者メールアドレス6万6千人分漏洩
1月20日の報道によると、ハードウェアウォレットで定評あるTrezorは、同社サポートセンターに2021年以降コンタクトした顧客約6万6千人分のメールアドレスが漏洩したことを発表しました。
対象顧客には連絡済みとのことですが、シードフレーズを聞き出したり盗もうとするフィッシングアタックに十分注意するように呼び掛けています。被害があったのはメールサポートのプラットフォームであり、情報漏洩はメールアドレスのみのようですが、顧客からフィッシングメール受信が報告されています。
Ordinalsプロジェクト「Quantum Cats」コレクションを販売
＠TaprootWizardsを代表するUdi Wertheimer氏が ＠QuantumCatsXYZ から3000個の猫JPEGを各 0.1BTCでコレクション販売開始しました。
Udi氏はOrdinals上のNFTプロジェクトのためにVCから750万ドルを調達しており（出典）、サザビーズのオンラインオークションにもGenesis Quantum Catと題したNFTを出展し、22日には、この作品が6.3BTCで売れました。
https://twitter.com/QuantumCatsXYZ/status/1749510221284737406
最後までお読みいただき、ありがとうございます。❤️あるいは記事の感想などコメントをいただけたら励みになります。LNチップなら嬉しさ倍増です：katebtc@getalby.com（LNアドレスで、メルアドとしては使えません）
マイニング関連のニュースも最近多いのですが、こちらは来週お伝えします！