中小企業のバランスシートにビットコイン(CoinCorner)/ ECB、デジタルユーロ導入へ
一昨日開催の「Tokyo Bitcoin Base」ミートアップには参加されましたか?
残念ながら僕は参加できなかった(行きたかった!)のですが、アフリカ、中南米での実情やビットコイン導入事例などが紹介されたそうです。
こんにちは!yutaro です。
さっそくですが、「BTCインサイト」本日のトピックスはこちら:
企業のバランスシートにビットコイン——CoinCornerによる最新レポート
ECB、デジタルユーロ導入へ——ビットコインが果たす役割とは
スポンサー【Blockstream】のご紹介
BTCインサイトはビットコインとブロックチェーン技術のグローバルリーダーBlockstreamに支援されています。
Blockstreamは今年から日本市場にも本格的に進出しており、
国内エンタープライズ向けの総合的なビットコインソリューションやアドバイザリの提供
ライトニングネットワークやLiquidなどのビットコインL2技術の導入支援
JadeやGreenなど、世界トップレベルのセキュリティを誇るセルフカストディ製品の提供
など、フルスタックビットコイン企業として幅広いサービスを日本でも提供しています。
Blockstreamのソリューションやプロダクトに興味のある人は、公式ウェブサイトから詳細な情報を確認しつつ、Blockstream Japanの Twitter / Xアカウント もフォローしてください。
DH Magazine Pro に参加しませんか?
月7ドルで【DH Magazine Pro】に参加して、ビットコインの最前線と世界のトレンドを楽しみつつ、Diamond Handsの活動を支援していただける方を募集中です!
詳細は以下のPro版の内容紹介記事をご確認ください。
中小企業のバランスシートにビットコイン——CoinCornerによる最新レポート
(※本記事は、CoinCornerによる調査レポートをもとに要約・編集したものです)
ビットコインを保有する企業が急増中
イギリスのビットコイン取引所CoinCornerが、企業によるビットコイン導入に関する独自レポートを公開しました。
対象は、2014年から2024年11月までにCoinCornerを通じてビットコインを購入・保有した100社。
中小企業を中心とするデータで、ビットコインが現実のビジネス現場でどう使われているのかを浮き彫りにしています。
注目すべきポイントは以下の通り:
多くの企業が少額・定期購入(DCA)を採用
価格変動リスクを抑えつつ長期で積み立て
平均購入額は325ポンド(約6万円)
最小は1ポンドと、誰でも始めやすい
61%の企業が一度も売却していないことから、長期保有を意識した戦略が主流です。
中小・非金融業種でも導入が進行中
CoinCornerのデータによると、ビットコインを保有する企業の84%が従業員10人未満の中小(マイクロ)企業。
しかも業種はITや金融にとどまらず、建設・小売・医療など多岐にわたります。
医療・小売・建設業の企業が、多くのBTCを保有
ビットコインが「テック企業だけのものではない」ことをデータで裏付け
平均設立年数は11年で、英国中小企業の平均年齢(約8年)を上回わる
また、企業の意思決定者は35〜54歳が中心。
若年層に偏るイメージとは異なり、実務経験のある世代が主導していることも明らかになりました。
売買タイミングとBTC価格は連動
企業アカウントの登録・売買頻度は、ビットコイン価格と強い相関が見られます。
合計取引額:5,500万ポンド(約105億円)
平均取引回数:1社あたり97回
売買比率:67%が購入、33%が売却
この傾向は個人投資家にも共通して見られますが、企業も価格の上昇局面で新規参入や買い増しを行っていることが示されました。
また、保有BTCの平均は0.86BTC程度ですが、45%の企業は0.1BTC未満の保有。
これは企業の資産規模に関わらず、ビットコインが少額から保有できることを示す象徴的なデータです。
ただし、データには地域・性別の偏りも
サンプルの98%がイギリス国内企業で、その多くが南部地域に集中。
意思決定者の91%が男性、業界全体の傾向と一致。
ビットコイン業界は依然として男性比率が高い一方で、女性の参入余地も大きいことが示唆されています。
今後、性別・地域・業種の多様化が進むことで、ビットコインの企業利用がより広がると考えられます。
(※原文はコチラ)
見落とされがちな中小企業の存在
このレポートで印象的だったのは、以外にも「ポートフォリオとしてBTCを購入している普通の中小企業の多さ」です。
メディアではテスラや(マイクロ)ストラテジーなどのビットコイン企業が注目されがち。
しかし、目立たないながらも「実はあの企業も過去よりBTCを買い続けていた」という事例は、おそらく今後も増えていくのでしょう。
彼らの選択は、単なる投機目的ではなく、ビットコインを現実の資産戦略として捉えている証拠だと思います。
ECB、デジタルユーロ導入へ——ビットコインが果たす役割とは
(※本記事は、ZeroHedge氏のブログ記事をもとに要約・編集したものです)
欧州中央銀行(ECB)がデジタルユーロの導入準備を本格化させており、「2025年10月までに準備段階を完了させる」との発言も聞くようになりました。
これにより、欧州の金融システムは大きく変わる可能性がありますが、市民にとって本当にプラスになるのでしょうか?
ECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁は、「デジタルユーロは欧州の金融主権を守るための重要なステップ」と述べています。
一方で、ビットコイン支持者の間では、「これは金融の自由を奪う危険な一歩だ」と警戒する声が高まっています。
デジタルユーロの本質——誰のための通貨なのか
デジタルユーロは、ECBが直接発行・管理する「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」で、既存の銀行システムと連携しながら流通する仕組み。
計画されている主な特徴は以下の通りです:
ECBがすべての取引を記録・監視し、中央集権的に管理
銀行を介さず直接配布が可能になり、銀行の役割が縮小
オフライン決済にも対応し、現金の代替を目指す
個人ごとの利用上限を設定し、大口の送金には制限がかかる可能性
ECBは「現金を補完するもの」と説明していますが、現金の利用が減ることで、事実上の「現金廃止」へと進む可能性が高まるでしょう。
つまり、このデジタルユーロには、ビットコインが持つ「中央集権からの独立」という価値とは「真逆の設計」が組み込まれています。
プライバシーと自由の終焉?
CBDCの最大の懸念点は、「すべての取引が記録され、政府や銀行が完全に監視できる」という点です。
政府が特定の支出を制限できる仕組みを導入する可能性(例:環境対策を理由にガソリン購入を制限)
負の金利を適用し、強制的に資産を目減りさせることさえ可能
政治的な理由で特定の個人や団体の資産を凍結するリスク
一方、ビットコインはこうした制約を受けない「自由なお金」です。
政府の決定ひとつで資産が制限されるCBDCと、誰にもコントロールされないビットコイン。
どちらが「真に個人を守る通貨」なのか、今こそ考える必要があります。
デジタルユーロ vs. ビットコイン
デジタルユーロは、ビットコインのように「分散型」「検閲耐性」があるわけではありません。
むしろ、政府や中央銀行が個人の財産を管理しやすくするためのものです。
ECBは、「デジタルユーロが金融システムを安定させる」と主張しますが、以下の問題が指摘されています。
EU加盟国の足並みが揃わない可能性 → CBDCに消極的な国も多く、導入は一枚岩ではない
民間銀行との軋轢 → CBDCの普及が銀行の収益減少を招く可能性
市民の反発 → EU内の世論調査では、CBDCに対する不信感が強い
結局、どちらを選ぶべきか?
ECBが進めるデジタルユーロは、「便利さ」を強調する一方で、「自由」と引き換えにしなければならない側面が多くあります。
一方、ビットコインは「国家や銀行の介入を受けない、真に個人が管理できる通貨」として、その存在価値をさらに高めています。
デジタルユーロが普及すれば、ビットコインの必要性はますます高まるでしょう。
中央集権的な通貨のリスクを理解し、「自由なお金」を手にすることが、今後ますます重要になっていくのかもしれません。
(※原文はコチラ)
自由を選ぶか、管理を受け入れるか
ECBが推し進めるデジタルユーロは、すべての取引を記録し、政府が資産を制限できる仕組みを生み出します。
一方、ビットコインはその対抗策:
政府の介入を受けず、資産を自由に管理できる
検閲されず、誰にも奪われない
インフレやデフレの影響を受けにくい
CBDCの拡大は、ビットコインの必要性をさらに高めることになるでしょうか?
自由を選ぶか、管理を受け入れるか、それは僕らの選択次第です。
🌀その他のトピックス
インドネシア初となる「My First Bitcoin」クラスが開校され、17 人の学生が卒業式を迎えた(コチラ)
Neutronを導入した「AliX Pay」がBTC/USDTを法定通貨とシームレスに変換できるサービスを東南アジアで開始(コチラ)
⚡役立つ記事や特集
最強ビットコイナー企業「Blockstream」の日本進出についてDH Co-Founderの東がYouTubeで解説(コチラ)
💎 Diamond Hands関連リンク集 🙌
気に入っていただけましたか?
月7ドルで【DH Magazine Pro】に参加して、ビットコインの最前線と世界のトレンドを楽しみつつ、Diamond Handsの活動を支援していただける方を募集中です!
詳細は以下のPro版の内容紹介記事をご確認ください。
https://diamondhandscommunity.substack.com/p/dh-magazine-pro










