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Coinbase、ライトニング導入を決定
https://bitcoinmagazine.com/markets/coinbase-ceo-calls-bitcoin-most-important-asset-crypto
大手取引所Coinbaseがライトニングの入出金サービスの導入を決定しました。
ビットコインは暗号資産における最も重要な資産であり、私たちはより高速かつ安価なビットコイン取引を可能にするために我々が果たすべき役割に興奮しています。統合には時間がかかりますので、しばらくお待ちください。
先月、Coinbaseのプロトコル開発者がライトニングのリサーチしている様子が伺え、問題ないことを無事に確認したようです。これは、ライトニングの流動性やインフラが十分に成熟してきた証拠とも捉えることができるでしょう。
KrakenやBitfinex、Binanceといった他の海外大手取引所では、既にライトニングを採用済み。数年以内には、ほぼ全ての大手海外取引所がライトニングに対応しそうなスピード感ですね。
日本の取引所でもライトニング採用の日は来るのか?今のところポジティブな反応は聞きませんが、いつかその日が来てくれると嬉しいです。
BOLT FUNによるライトニングハッカソンが今年も開催
BOLT FUNによるライトニングの大型ハッカソン「Legends of Lightning」が一年ぶりに開催されます。賞金総額はなんと2.5BTC。
開発者だけじゃなく、デザイナーやプロダクトマネージャーなど誰でも参加可能とのこと。アイデアが思いつかなくても、他の人が登録したプロジェクトに加わるのもアリです。(イベントページからメンバー募集中のプロジェクトを探すことができます)
ビットコイン業界で働きたい、グローバルな活躍をしたいという方はぜひチェックしてみてください。
開催期間は10/5~12/17まで。オンライン上で開催されます。
↓Legends of Lightningイベントページ
https://bolt.fun/tournaments/legends-of-lightning-vol2/overview
また、Nostrに関するハッカソンもオンラインで開催されます。開催期間は10/3~11/3まで。
11/1~11/3の東京で行われるNostrasia最終日の締めくくりにハッカソンのプレゼンを行うとのこと。こちらもぜひ興味のある方は見てみてください。
↓Nostrハッカソンのイベントページ、日本語翻訳してくれています。
https://bolt.fun/story/nostrasia-nostr--1027
元PayPal社長デビッド・マーカス氏、ライトニングの可能性を言及
9月11日、CNBCとのインタビューで元PayPalの社長であるデビット・マーカス氏がビットコインやライトニングに対する考えや展望を語っていたのでシェアします。
同氏は、インターネットを通じた情報転送が容易になった現代でも、グローバルな支払いは未だに非効率的で、FAX時代にとどまっていると指摘。こうした課題に対し、ライトニングネットワークを活用し、異なる司法管轄区域への送金プロセスを改善できると述べました。
最終的にビットコイン・ライトニングは日常の購入のためにあまり使われなくなり、主に海外送金に使用されるという独自の考えについても言及。ビットコインは米ドルを送り、最終的にそれを世界の他の地域で日本円やユーロの形で受け取るために使われると述べていました。
現在、デビット・マーカス氏はライトニングのインフラ会社Lightsparkの CEO で、ビットコイン・ライトニングネットワークを活用して、低コストでの国際送金を可能にすることを目指しています。
ライトニング系のプロダクト情報⚡
ここ最近リリースされたライトニングを用いたプロダクトについて、箇条書きベースでまとめていきます。
報酬付きのメッセージを送りつけるツール:Satogram
Satogramは、keysendの設定がオープンになっているノードとWallet of Satoshiのライトニングアドレスに対してメッセージ付きのsatsを送信するツールです。
最大 1000 文字までのカスタム メッセージを最大 10,000 人に数分で届けることができます。
satsの送金と同時にメッセージを添付するため、メッセージ受信者はsatsを受け取ります。
メールのスパムのようですが、受信者が報酬を受け取るため、従来のスパムとは異なる使い方ができそうです。
一部のウォレットでは小額の取引を非表示にすることができるため、このメッセージを見えなくすることも可能。
Fedimintを用いてカストディアル型ウォレットからセルフカストディアルに移行させる工夫
MutinyウォレットにFedimintによる e-cashトークンを導入するプロジェクトがTABConfハッカソン内で発表されました。リリースは準備が整い次第、行うとのこと。
これは、カストディアルな状態でMutinyウォレットを使い始めたユーザーが、後にセルフカストディに移行することができるフローを可能にします。
ライトニングの課題の一つは、チャネルを開くためにオンチェーン取引が必要であること。これがPhoenixやMutinyなどのセルフカストディアルウォレットがカストディアルウォレット(例:Wallet of Satoshi)よりも高価な手数料になる理由です。
ユーザーが最初に少額のsatsを受け取ると、ウォレットはそれをカストディアルに保持すると同時に、ユーザーにe-cashトークンを提供します。そして、ユーザーの残高がチャネルを開くコストをカバーする場合、ウォレットはチャネルを開く提案をし、ユーザーのセルフカストディアルへ移行します。
DLCを用いた合成ステーブルコインがリリース:10101
10101は、セルフカストディアルな合成ステーブルコインを導入したiOSアプリの最新バージョンをリリースしました。
合成ステーブルコイン(stablesatsとも呼ばれる)は、ビットコインの価格を米ドルなどの法定通貨に対してショートすることで、合成的な法定通貨を作成する方法を用いてます。
通常、ショートといった取引は中央集権なデリバティブプラットフォームを使用しますが、10101はライトニングネットワーク上のDLCs(Discreet Log Contracts)を使用して同じことを実現します。
DLCはスマートコントラクト上で、オラクルによって提供されるイベントの結果が、どのように資金を使えるか(誰がそれらを主張できるか)を決定します。
DLCを介してビットコインを保持しながらUSDで価格をショートすることで、セルフカストディアルで、USDに安定している残高を得ることができます。
有料の検索エンジンKagiがライトニング支払いを受け付け
Kagiは広告を表示せず関連性に基づいて検索結果を表示する有料検索エンジン。
サービスを利用するには支払いが必要で、インターネットの検索クエリをクレジットカードにリンクさせることに対する懸念がありました。
そこで、Kagiはオンチェーンとライトニングの支払いを受け入れることに。
今後はアカウントなしで検索ごとにライトニングで支払えるようにする予定とのこと。
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