Bitcoin Coreがビットコインを攻撃している?/ Epic対Apple裁判が切り開く、ビットコイン決済の可能性
前回のPro向け「BTCインサイト」でも取り上げましたが、【OP_RETURN】上限撤廃の是非がさらに大きな議論となっています(※記事はコチラ)。
そこで本日はPro読者のみなさんに向けて、「この議論の本質」をさらに深掘りした動画をピックアップし、要約・編集してお届けいたします(一部、無料公開)。
また、それとは別に行われていたもう1つの対立【Epic対Apple裁判】の背景と、この対立が切り開くビットコイン決済の可能性についても見ていきましょう。
こんにちは!yutaro です。
Pro向け「BTCインサイト」本日のトピックスはこちら:
Bitcoin Coreがビットコインを攻撃している?—開発者たちの内部対立とその本質(一部、無料公開)
Epic対Apple裁判が切り開く、ビットコイン決済の可能性—裁判の背景とアップル税の問題
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詳細は以下のPro版の内容紹介記事をご確認ください。
Bitcoin Coreがビットコインを攻撃している?—開発者たちの内部対立とその本質(一部、無料公開)
(※本記事は、Matthew Kratter氏によって公開されたレクチャー動画をもとに要約・編集したものです)
現在、ビットコインの開発コミュニティ内で大きな論争が巻き起こっています。
論点は、ビットコインのブロックチェーンに「非金融データ」(画像やメッセージなど)をより多く格納できるようにするため、OP_RETURN
の制限緩和を提案するプルリクエスト(PR #32359)。
この変更を支持しているのは、一部のBitcoin Core開発者と、過去にスパム行為やアルトコイン推進をしてきた企業です。
そしてGitHub上の議論では、反対意見を述べた著名なビットコイナー Bitcoin Mechanic(@GrassfedBitcoin)氏がBANされるなど、正当な異論が排除されているという声が高まっています。
技術論争ではなく「思想論争」である
動画の公開者Kratter氏は、この問題の本質はコードの善し悪しではなく、「ビットコインとは何か?」という哲学的問いにあると指摘しています。
ビットコインは“金融ネットワーク”なのか?
それとも“データ保存プラットフォーム”に進化すべきなのか?
この問いに対して意見を述べる権利は、開発者だけでなく、ビットコインを保有するすべてのノード運営者(一般ユーザー)にもあります。
にもかかわらず、「コードに貢献していない者は発言するな」とする態度がGitHub内で広まり、議論の門戸が閉ざされつつあることが問題視されています。
“オープンであるべき”ビットコインの危機
議論の中では、「Jameson Lopp氏(Casa CTO)=賛成派」や「Samson Mow氏(JAN3 CEO)=反対派」など著名人も参戦。
彼らは以下のような論点を提示しています:
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