日本のビットコイン業界は韓国に抜かれてしまう可能性が出てきた!?【Bitcoin Seoul2024韓国出張振り返り】
さて、少し時間は経ってしまいすでにBitcoin Tokyo2024カンファレンスの足元の準備などでかなり忙しくなりつつあるのですが、一応ちゃんと韓国出張の振り返りをします。
ちなみに韓国の話については反省会定例放送でも少し話してましたので、興味のある人は動画でも見てみてください。
韓国のビットコイン&クリプト業界の変遷と現状
まず超ざっくりと韓国のビットコインおよびクリプト業界の歴史と雰囲気について説明します。
自分は17年くらいから何回か韓国の業界には出張して当時から色々話を聞いており、ある程度現場の雰囲気もわかっていると認識しています。
その上で韓国のクリプト市場の特徴を挙げるとすると、
大きなトレード市場
アルトコイン人気
海外追従思考
ここら辺が重要なポイントだと思います。
韓国は昔から世界的にもトレードが盛り上がっている市場の一つで、日本と比較してもビットコインよりアルトコインの取引高が相対的に大きいのも特徴でした。
少し違う言い方をすれば、韓国は伝統的にビットコインの影が薄く、いわゆるマイナーなコインの取引や一時的な投機が盛り上がっている「シットコイン天国」的な印象が強かったです。
日本も少し近い部分もありますが、日本よりさらにアルトコイン偏重で、歴史的にビットコインが全く盛り上がってない感じです。ここら辺は日本より新規コインの追加が簡単だったという規制的な違いもあります。
もう一つ重要なのが韓国は海外追従思考が強い、ということです。
韓国の業界を引っ張っているのは海外経験が長く韓国に戻ってきたバイリンガルの人たちも多く、日本より海外との連携がより密接だったり、海外を意識したプロジェクトが多い気がします。個人的にはこれはいいことだと思っており、ガラパゴス的な傾向と海外のトレンドを無視する傾向の強い日本とは少し違う部分だと思います。
さて、これらは自分が今回のカンファレンスに行く前にすでにある程度わかっていたことですが、果たしてこの数年で特にビットコインに関して何か大きな変化があったのか?そこらへんについてカンファレンスに参加しつついくつか面白い事実を発見してきました。
その上で韓国のビットコイン業界は今どのような状態で、日本市場をこれから抜いていく可能性があるのかについて考察します。
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