ビットコインマイニングの常識を覆す / ビットコイン業界で仕事を見つける方法
(いきなりですが)1つ目の質問です。
すでにビットコイン業界で働いている人はどれくらいいますか?パートタイムでもフルタイムでも構いません。
すでにビットコイン関連の仕事をしている人、いますか?
そして2つ目の質問です。これからビットコイン業界に入り、そこで働きたいと思っている人はどれくらいいますか?
こんにちは!yutaro です。「BTCインサイト」本日のトピックスは、
ジャック・ドーシー氏率いるBlockが最近発表したマイニングマシーンと、ビットコイナーなら一度は挑戦してみたビットコインジョブ(Pro向け、一部無料公開)についてです。
設備投資の発想を変える──Protoが示すマイニング収益最大化モデル
ビットコイン業界で仕事を見つける方法(マレク・シャベルスキ氏)
あたらしい経済とビットコイナー反省会のコラボ企画で、DH 東さんが設楽編集長にインタビューした動画がアップされました。
【あたらしい経済コラボ】ビットコイナーも知っておくべき日本のWeb3業界の現状は?
設備投資の発想を変える──Protoが示すマイニング収益最大化モデル
(※本記事は、Rob Warren氏によるX投稿を日本語訳したものです)
Protomining が発表した内容に、もしかするとあなたは少し戸惑っているかもしれません。
一見すると単なるハードウェア発表のようですが、実はこれはマイニングファームの仕組みを根本から変える、巨大な進化なのです…
では、掘り下げていきましょう。
多くの人が最新世代のマイナーから「1テラハッシュあたりもう1ジュール絞り出す」ことに必死になっている間に、Protoはマシンレベルからファーム全体を作り直しました。
なぜこれが重要なのかを理解するためには、まずビットコインマイナーがどうやって利益を上げているのか、そして最大のコスト要因が何なのかを知る必要があります。
マイナーが負担する主な3つのコストは次の通りです。
設備の建設/改修
電気代
マシンの購入・メンテナンス
運営者は、マシンを最適に稼働させるために、非常に特殊な施設を構築するため莫大な費用を払います。
しかし数年後、深刻な問題に直面します──マシンのサイズ、消費電力、設置面積が変わってしまうのです。
これは莫大な改修費用を意味します。
何億ドル分ものマシンで埋め尽くされた施設に数千万ドルを投じておきながら、
新しいマシンに数億ドルを使うたびに、施設自体をまた数千万ドルかけて作り直す──これは持続不可能です。
そこでProtoは驚くべきことを成し遂げました。
マシンのシャーシを「ファームのインフラ」として扱い、技術が進歩するたびにボード、ファン、電源をホットスワップ(稼働中交換)できるようにしたのです。
Protoマシンで施設を丸ごと立ち上げる初期費用は、おそらく高くつくでしょう。
(何しろシャーシ自体をインフラとして扱うのですから)
ですが、長期的にはProtoリグのほうがずっと利益を生みます。
なぜでしょうか?
マシンが故障した場合(ファンの停止やボードの故障など)、その部品だけのハッシュパワーを失うわけではありません。
マシン全体が止まるのです!
それも、故障期間中と、マシンを引き抜き、分解し、修理するまでの間ずっとです。
シャーシをインフラとして維持し、部品をモジュール化することで、Protoは故障を局所的かつ修理可能な状態に保ち、HOT SWAPで対応できるようにしました。
ホットスワップなら修理時間は数時間や数日から、わずか数秒に短縮されます。
これはすべて、収益性の向上につながります。
さらに、フリート(保有マシン群)をアップグレードする時も、マシン丸ごとではなく部品だけを交換すれば済みます。
これにより、アップグレードの限界費用を下げ、施設を段階的に更新できるのです。再構築は不要です!
結果として、限界利益と収益が増加します。
これこそがProtoの成し遂げた魔法です。
J/T(1テラハッシュあたりの消費ジュール)の低下という白ウサギを追いかける代わりに、
Protoはダウンタイムや改修費用、アップグレードコストを排除することで、実質的な利益向上を実現しました。
本当に、僕は彼らを称賛します。
ビットコインマイナーが直面するビジネス上の問題をきちんと理解し、それらの課題を的確に解決するツールを作り上げたのですから。
このマシンが実際に展開されるのを見るのが楽しみですし、いつか自分でも触ってみたいと思います。
(※原文はコチラ)
ビットコイン業界で仕事を見つける方法(マレク・シャベルスキ氏)
(※本記事は、BTC Pragueによって公開されたマレク・シャベルスキ氏のスピーチを要約・編集したものです)
えーっと、皆さん、本当にここに来られて嬉しいですし、この「ビットコイン関連の仕事」というテーマを紹介できることをうれしく思います。
さっき、リッキーが僕がこれから聞こうとしていた質問をすでに皆さんにしていたのを見ました。
なので、僕からもう一度同じ質問をさせてください。
1つ目の質問です。
すでにビットコイン業界で働いている人はどれくらいいますか?パートタイムでもフルタイムでも構いません。
すでにビットコイン関連の仕事をしている人、いますか?
そして2つ目の質問です。
これからビットコイン業界に入り、そこで働きたいと思っている人はどれくらいいますか?
おお、いいですね、いいですね。
それでは始めましょう。
簡単に僕のことをお話しします。
僕はマーケティングの人間で、以前は銀行でも働いていました。そして、このビットコイン業界に入って3年半になります。
現在は「BitVocation」で1年間、ビジネス開発や企業間の協力・パートナーシップに携わっています。
おそらく皆さん、この図を見たことがあると思います。とても有名な「ビットコイナーの歩み」です。
多くの人は、まず「暗号資産(仮想通貨)」の世界から入り、「ああ、クリプトってビットコインのことだよね。違いなんてない」と思い、変なコインに投資して一攫千金を狙う──そんな道を歩んだはずです。
僕の場合はかなりラッキーで、最初から直接ビットコインに入り、いわゆる“クリプト時代”を経験しなかったんです。これはわりと珍しいパターンです。
そしてこの3年半の間に、僕は「話す人(スピーカー)」「教える人(ティーチャー)」「メンター」として活動するようになりました。
これが僕の歩みです。
この図はTwitterに投稿するにはいいんですが、1つ大事な要素が欠けています。
それは「時間とエネルギーの理解」です。
なぜかというと──この図を見ると、自分の人生の中でどれだけの時間を「仕事」に費やしているかが分かります。
つまり、その時間はあなたの「時間とエネルギー」そのものです。そして、その量はとても大きい。
一方で、自分を教育するために費やす時間は驚くほど少ない。
これは本当に改善すべき問題だと思います。
では、この「時間とエネルギー」に対して、僕たちはどんな報酬を得ているのでしょうか?
ここに、1913年からの米ドルの価値の推移があります。
正直に言って、購買力はほとんど残っていません。
ヨーロッパでも同じです。ユーロ圏の金融関係者は「大丈夫、大丈夫。どんどん消費しましょう。そうすればすべてうまくいきます」と言います。
でも本当にそうなるでしょうか?…なればいいですが。
これは、僕たちが向き合わなければならない現実です。
自分がそれに満足しているのか、納得できるのか、考える必要があります。
自分の時間とエネルギーはお金そのもの。
でも、そのお金は何にも裏付けされていない──せいぜい少しの「信頼」くらい。
この理解が、あなたの人生の歩みに影響を与えるかもしれません。
僕自身、この理解が自分を変えました。そして「この業界に貢献したい」と思うようになったんです。
では、もう一度この「ビットコイナーの歩み」に戻りましょう。
これがこの3年半の僕の流れです。
「お金とは何か」「法定通貨はどう機能するのか」を学ぶ
少額投資や積立
ミートアップやカンファレンスへの参加
教育、家族や友人へのオレンジピル
さらに高度なテーマ(マイニング、プルーフ・オブ・ワークなど)
ビットコインは単なる支払い手段ではなく、世界の問題を解決する大きなソリューションだと理解
そして「時間とエネルギー」の理解に到達(僕の場合は2年かかった)
そこから「業界で働きたい」と思うようになりました。
ただし、働きたいと思っても、すぐに仕事が得られるわけではありません。
目標(ビットコイン業界での仕事)に到達するには、いくつかのステップがあります。
僕はこれを「ブロック」と呼んでいます。
1つ目のブロック:Proof of Work(実績を作る)
これは「この業界におけるあなたの職務経験」です。
あなたはすでに何をしてきましたか?
開発者か非開発者か、技術系か、ポッドキャスターか、コミュニティビルダーか──何でも構いません。
重要なのは、自分の経験を見せること。何ができて、何をやってきたのかを示すことです。
もし経験がなければ、作り始めなければなりません。
では、どうやって作るのか?
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