ゲイリー・ゲンスラー氏:ビットコイン以外は価値の裏付けなし / お金がなくてもできる!ビットコインを増やす7つの方法
こんにちは!じいじ です。
「BTCインサイト」本日のトピックスはこちら:
ゲイリー・ゲンスラー氏:ビットコイン以外は価値の裏付けなし
お金がなくてもできる!ビットコインを増やす7つの方法
ゲイリー・ゲンスラー氏:ビットコイン以外は価値の裏付けなし
(※本記事はCNBCの映像を要約・編集しています。動画はこちら)
CNBC 「Squawk on the Street」インタビュー(2025年9月19日)
元SEC(証券取引委員会)委員長のゲイリー・ゲンスラー氏が、CNBCの「Squawk on the Street」に出演し、トランプ大統領の提案する四半期報告の廃止、暗号資産市場の現状、及び自身の在任中の取り組みについて語った。
四半期報告の廃止提案について
インタビュアー(サラ):
「トランプ大統領は、企業がより長期的な視点を持つために、報告頻度を減らすことを提案していますが、これに賛成しませんか?」
ゲイリー・ゲンスラー(元SEC委員長):
「大統領は2018年以来、この立場を明確にしてきました。そして、ポール・アトキンス現SEC委員長の下で、この提案が検討されるでしょう。
しかし、投資家、特に買い手側が現在の四半期報告を維持したいと考えるなら、声を上げる必要があります。私は、透明性が市場を助けると考えています。年4回の報告が年2回に減れば、市場はより不安定になり、何が起こっているのかを理解するのが難しくなります。
米国では55年間、このシステムが機能してきました。私たちは世界最高の資本市場を持っています。」
インタビュアー(デビッド):
「しかし、長期投資が不足しているという意見もあります。ミューチュアルファンドの保有期間は短く、企業は長期的な株主基盤を築けないと不満を漏らしています。」
ゲイリー・ゲンスラー:
「デビッド、私はその反対の立場を取ります。この素晴らしい経済は、公開市場や私募市場での長期投資によって支えられている部分があります。例えば、大手メガキャップ企業は人工知能(AI)に年間2000億~3000億ドルを投資しています。
これは2025年に即座に利益を生むものではありませんが、長期的な視点での投資です。米国の資本市場は、長期投資を合理的に行っていると思います。」
インタビュアー(サラ):
「企業が上場を避ける理由として、書類作成や開示の負担、四半期ごとの業績へのプレッシャーが成長や長期的な思考を妨げているという意見もあります。特に小型株企業にとってです。」
ゲイリー・ゲンスラー:
「サラ、その点では企業経営者とある程度同意します。企業開示にはコストがかかります。しかし、全体として、企業開示は経済がより良く機能するための大きな公共の利益を生み出します。
大統領は2018年からこの点について明確な立場を示しています。ポール・アトキンスとSECがこの問題を取り上げるでしょう。投資家や買い手側、機関投資家、一般投資家、そしてメディアがこれを重要だと考えるなら、反対の声を上げる必要があります。それが公開討論のあり方です。」
私募市場と市場集中について
インタビュアー(サラ):
「私募市場についてどう思いますか?今年のIPOは増えていますが、OpenAIのような企業が私募市場で驚異的な評価額や資金調達を行っています。この傾向は変わらないと思いますか?」
ゲイリー・ゲンスラー:
「その通り、変わるとは思いません。米国の資本市場の強みは、公開市場と私募市場の活発な競争にあります。ベンチャーキャピタルやプライベートエクイティの分野での成果は、米国全体に利益をもたらしています。
公開市場では高い透明性が確保されています。米国の流動性のある株式市場は60~70兆ドル規模で、ヨーロッパ全体の4倍です。例えば、Nvidiaの時価総額はロンドン証券取引所全体を上回っています。」
インタビュアー(デビッド):
「S&Pの40%を10銘柄が占める市場集中は懸念されますか?」
ゲイリー・ゲンスラー:
「市場の集中は確かに高いです。市場は上昇し、下落します。私はここで投資アドバイスをするつもりはありませんが、AIバブルについての議論があります。多くの投資家がこの点に注目しています。市場はAIブームによって大きく押し上げられています。
データセンターやチップへの投資が急速に増え、今年上半期の経済成長の約半分がこの分野によるものだという推計もあります。しかし、この分野は現在、収益よりも多くの支出を行っています。
これは、大きな流動性市場でも長期投資が行われている証拠です。しかし、もしこのAI投資が急に冷え込んだらどうなるか?これは投資家が毎日考えている重要な質問です。」
SECでの取り組みと暗号資産への対応
インタビュアー(サラ):
「ポール・アトキンス現SEC委員長の下で、あなたの在任中の多くの政策が覆されています。特に暗号資産のような問題では、優先順位が全く異なるようです。あなたがSECで達成したこと、そして現在の状況についてどう感じていますか?」
ゲイリー・ゲンスラー:
「私は我々が達成したことに非常に誇りを持っています。例えば、株式市場の改革、特に決済サイクルを2日から1日に短縮したことは、市場の効率性を高めました。ヨーロッパも今、これを追いかけています。
また、米国債市場の流動性を高める改革も行い、この政権でも続いていると思います。しかし、選挙には結果が伴います。ポール・アトキンス委員長は私とは異なるアプローチを取るでしょうし、その後任者もまた異なるアプローチを取るかもしれません。私は民主的なプロセスを尊重します。」
インタビュアー(サラ):
「暗号資産コミュニティはあなたが退任したことを喜び、アトキンス氏を歓迎しています。証券や執行措置に関するあなたの判断は正しかったと思いますか?」
ゲイリー・ゲンスラー:
「はい、正しかったと思います。現在、暗号資産業界は急成長し、米国でのイノベーションやリーダーシップが増え、資本も流入しています。しかし、私は公務員としての誓いを立て、法執行機関を運営していました。
私の前任者ジェイ・クレイトンも素晴らしい人物で、彼もこの分野で80~100の訴訟を提起しました。私たちの在任中、約100の訴訟を起こしました。私たちは一貫して投資家保護を確保しようとしました。
その中で、サム・バンクマン・フリードのような詐欺師がいました。彼だけではありません。暗号資産市場は、主に勢いや誇大広告で動いています。一般投資家、つまり暗号資産に投資する5~10%のアメリカ人にとって、これは非常に投機的でリスクの高い資産です。
ビットコインを除くほとんどのトークンは、基本的な価値に裏付けられていません。5,000~10,000ものトークンがあります。ウォーレン・バフェットが言うように、商品や収益、売上は何なのか?時間が経つにつれて、新たな均衡が見つかるでしょう。」
インタビュアー(サラ):
「現在の暗号資産市場の動きは危険だと思いますか?」
ゲイリー・ゲンスラー:
「一般投資家にとって、暗号資産は非常に投機的でリスクが高いと強調したいです。ビットコインを除くほとんどのトークンは、基本的な価値に結びついていません。5,000~10,000ものトークンがある中で、投資家はリスクを十分に理解する必要があります。」
【スポンサー】Lightning Base
Lightning Base でTrezor Safe3とTrezor Safe5の取り扱いを開始しました。
オンラインで匿名配送、もしくは Tokyo Bitcoin Base の物理ショップにて対面で購入することが可能です!
Trezorはハードウェアウォレットのパイオニア企業とも知られ、最新のモデルはセキュアエレメントに対応、ビットコインを含む多くのコインの保管が可能です。
Lightning Baseでは現状国内唯一のTrezorの正規代理店として、国内ユーザー向けに匿名配送で安全、迅速に商品をお届けします。
ビットコインの長期保管にはビットコインに特化した最新ウォレットJade Plusを、アルトコインも同時に管理したいユーザーはTrezorをお勧めします。
TrezorやJadeの購入はLightning Baseからどうぞ。
お金がなくてもできる!ビットコインを増やす7つの方法
(※本記事はThe Exit Manualの動画を要約・編集しています。動画はこちら)
「ビットコインに投資したいけど、まとまったお金がない」そんな声をよく耳にします。実は工夫次第で、少額からでもコツコツとビットコインを増やすことは可能です。ここでは、無理なく始められる7つの方法をご紹介します。
1. ドルコスト平均法(DCA)で積み立てる
一度に大金を投資するのではなく、日・週・月ごとに少額を買い続ける「ドルコスト平均法」。例えば毎日7ドル分を7年間続けていたら、今ごろ400万ドル以上の価値になっていました。感情に左右されずに続けられるのが最大のメリットです。
2. ビットコインでキャッシュバックを受け取る
日常の買い物でポイントの代わりにビットコインを受け取れるサービスも増えています。カナダの「ShakePay」やアメリカの「Fold」では、購入金額の1〜3%がビットコインで還元。たとえ1ドル分でも長期で大きな価値に化ける可能性があります。
3. スキマ時間を活用してビットコインを稼ぐ
ポッドキャストを聴いたり、スマホゲームを遊んだりするだけで少額のビットコインがもらえるアプリがあります。FountainやThunder Gamesなどはその一例。暇つぶしの時間がちょっとした資産形成に変わります。
4. ビットコインで「稼ぐ」
ビットコインを買うだけでなく、直接報酬として受け取るのも効果的です。フリーランスの仕事の報酬にしたり、お店で決済手段として導入したりすれば、手数料や銀行を介さずダイレクトに受け取れます。ドルや円に縛られない発想の転換にもつながります。
5. 分散型SNS「Nostr」を利用する
広告やデータ売買にうんざりしているなら、分散型SNS「Nostr」を試してみましょう。投稿に対して「いいね」の代わりにビットコイン(zap)が直接送られます。実際に毎月数千円〜数万円分を受け取っている人もいて、新しい形のSNSとして注目されています。
6. サインアップや紹介ボーナスを活用する
取引所は新規顧客獲得のために、口座開設や紹介でビットコインを配布しています。ShakePayでは紹介だけで20ドル相当のビットコインがもらえ、アプリを開いてスマホを振るだけでも毎日ビットコインが貯まります。ちょっとした工夫で意外と大きな差になります。
7. 本気でコミットする
最後は心構えです。無駄な出費や時間を減らし、「今やる」と決めることが一番大切です。ビットコインは2100万枚しか存在せず、時間は有限。完璧にやる必要はなくても、言い訳せずに一歩を踏み出すことが最大の差になります。
まとめ
まとまった資金がなくても、工夫次第でビットコインを増やすことはできます。
コツコツ積み立てる
買い物やスキマ時間を活用する
直接稼ぐ仕組みを取り入れる
新しいサービスや特典を試す
「お金がないからできない」ではなく、「小さく始めて積み重ねる」ことが、未来に大きな差を生むのです。
🌀 その他のトピックス
⚡ 役立つ記事や特集
気に入っていただけましたか?
月7ドルで【DH Magazine Pro】に参加して、ビットコインの最前線と世界のトレンドを楽しみつつ、Diamond Handsの活動を支援していただける方を募集中です!
詳細は以下のPro版の内容紹介記事をご確認ください。