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ここからのイーサリアムの逆襲シナリオを考えてみて改めてわかったこと

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Koji Higashi
Apr 15, 2025
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聞いてくれた人も多かったと思いますが、先週反省会定例放送で、久々にイーサリアムの現況や過去の振り返り、ビットコインとの比較や関係性などについてゲストのヨーロピアンさんも交え、結構な量話しました。




まずは動画を見てない人もいると思うので、改めて動画内でした話を一部紹介しておくと、(以前からずっと言っていることの繰り返しの部分が多いですが)

イーサリアムの価格がビットコインに対して下落し続けている理由は?

  • POS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行によりSOV(価値保存手段)としての性質を失った。特にPOSへの移行タイミングから価格が明確に下落し始めた。

  • ステーブルコインの普及により、ユーザーがイーサリアムではなくUSDCやUSDTなどのステーブルコインで資産を保有するようになった。イーサリアムよりもステーブルコインに富が集中している。

  • 他のスマートコントラクト・プラットフォーム(ソラナなど)との競争が激化し、イーサリアムのシェアが減少している。

  • レイヤー2ソリューションの普及により、本来イーサリアムのメインチェーンに入るべき手数料収入が分散化された。ベースなどのレイヤー2に収益が移っている。

  • 「ウルトラサウンドマネー」として宣伝されていたが、レイヤー2の普及でガス代が下がり、イーサリアムのデフレ性が失われた。むしろインフレに戻りつつある。

  • スマートコントラクトの使いやすさや機能性が向上しても、それがイーサ自体の需要増加に直結するとは限らない。むしろユーティリティが増すことで、イーサリアム上のトークンがETH自体の需要を奪う「カニバリゼーション」が起きる可能性がある。

  • SOV(価値保存手段)の追求とユーティリティチェーンとしての追求は両立が難しく、技術的に高度化するほど、その矛盾が顕在化する。

過去にイーサリアムに強気だった人たちや当時の雰囲気はどんな感じだった?

  • 2021-2022年頃の「イーサリアムがビットコインを超える(フリッピング)」という予想が外れた現状を見ると、当時の強気な予想は誤りだったが、その見方が主流だった時代に「下落する」と予想した人は少数派だった。

  • 一般的に市場の主流意見が常に正しいとは限らず、過去のイーサリアム強気予想も同様に、群衆心理に流されていた面がある。

  • 「ウルトラサウンドマネー」のような概念が宣伝され、POSへの移行でイーサリアムは「完成する」と言われていたが、実際にはそうならなかった。

  • 多くの市場参加者が過去の強気発言を忘れる、または消し去る傾向があり、一貫したポジションを取り続ける人は少ない。

  • 2017-2018年頃に「スマートコントラクトプラットフォームは結局分散性を落として安売り競争になる」と予想した人々は、当時批判されていたが、現在の状況を見るとその予想は的確だったと評価できる。

  • 過去の強気意見の多くが、技術的な複雑さや特徴に焦点を当てすぎて、市場競争の原理や貨幣としての性質について十分考慮していなかった。


今後イーサリアムの価格が復調するシナリオは考えられるか?

  • フリーライド問題などを解決するハードフォークや技術的アップデートがなされれば、市場材料として価格上昇につながる可能性がある。特にネイティブロールアップなど、レイヤー2の手数料をL1に戻す仕組みができれば好材料になる。

  • 新たなアクティビストやリーダーが登場し、「Make Ethereum Great Again」のようなムーブメントを起こして、現状を変えるような大胆な改革を実行すれば、価格復活のきっかけになり得る。

  • 第二のイーサリアム財団が設立されるなど、明確な方向性を提示する新たな組織が出てくれば、市場の期待を集めるかもしれない。

  • ヴィタリック・ブテリンが何らかの形でいなくなると、短期的には彼が神格化される「キリスト理論」や、新たなリーダーが自由に改革できる環境が生まれるなど、価格にポジティブな影響を与える可能性がある。

  • POWへの電撃的な復帰を行えば、短期的には価格上昇につながる可能性が高い。現実的には難しいが、POW版のフォークが成功すれば状況が変わるかもしれない。

  • NFTのようなキラーアプリケーションや新たなブームが再び起これば、イーサリアムの需要と価格を押し上げる可能性がある。

  • 上記のような可能性はあるが、現状では劇的な変化は想定できず当面は価格がさらに下がっていく展開は十分に考えられる

というわけで、最後の「イーサリアム逆転のシナリオ」について、反省会の定例放送で細かくは話せなかった部分や、その後自分で考えたことについてこの後ちょっと書いておきます。


自分は2018年くらいから上記の動画で話していたような、「スマコンブロックチェーン間の競争」「Sound Moneyとしての失敗」「ETHとETH上のトークン間の競争問題」などについてはずっと言ってきており、数年以上かけてようやく市場でその理論が少しづつ証明された/理解されてきていると思っています。

今更になってようやく理解する人が増えたのかと思う一方、ただこの予測もそろそろ古くなってきており、ビットコインを含んだ次の重要なテーマや未来予測はなんなのか?ということを少しづつ考えていこうと思います。


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Koji Higashi
·
September 4, 2023
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