Diamond Hands Magazine、ライトニングニュースまとめ担当のごっつです。
Winny事件をテーマにした映画が公開されるようです。概要は知ってますが、リアルタイムで追えてない世代なので、作品として見られるのはとても嬉しく、公開が待ちきれませんね!
そういえば、Winnyの金子勇氏はサトシナカモトといった説が一時期あがったりもしてましたね。(恐らく違うと思っていますがどうなんでしょう…)
それでは、早速今週のニュースです。
今週は目立ったニュースが多くなかったので、今後注目すべきレイヤー3の話について軽く触れています。
Diamond Handsコミュニティは国内外の関連企業から支援してもらっています。ありがとうございます!
スポンサーには個別に情報共有やインプットをしたり、ニュースレターやレポート上などで企業ロゴを掲載させてもらっています。
ライトニングのキャパシティが5000BTCを突破
Bitcoin Lightning Network capacity strikes 5,000 BTC
ライトニングのキャパシティが5000BTCをついに突破。最近は、月約5%ほどのペースで増加しているようです。ハッシュレートも爆上がりATHと、弱気相場とは何のことやらといった感じです。
役立つ記事や特集をピックアップ⚡
・ZEBEDEE、新たなゲームが追加
https://blog.zebedee.io/braindoku/
Satsが稼げるゲームとして、BraindokuがZEBEDEEに追加されました。現在のダウンロード数がアンドロイド版だけで500万以上というかなりのビッグタイトル。ぜひお試しください。
・LDKがオニオンメッセージをサポート
ライトニング決済における受信者の匿名性を向上させるオニオンメッセージをLDKがサポート。詳細を小川さんが記事にしてくれています。
オニオンメッセージと非同期ペイメント
・ Nayuta上野さんによるLN技術記事
仕様ドキュメントと Lightning Network での転送の概要
LNノード間の接続プロトコルについて
・Lightning Labのニュースレター
ここ一か月ほど起きたライトニング界隈のまとめとTaroに関するお知らせ。細かなLN系プロジェクトに関するアップデートも全て網羅されてます。
・LN.capitalの週間レポート
取引所やSwapサービス別のLNノードのキャパシティ推移がまとめられています。deezy.io や Kraken の成長が目立つことがよく分かるレポートでした。
今後注目を集めそうなレイヤー3について
Diamond Handsのプロジェクトとしてフルグルジャパンから支援を受けつつ、RGBプロトコルのオープンソース開発に取り組むことになりました。
詳細は、昨日のニュースレターやプレスリリースをご覧ください。
Diamond Hands Magazineプレスリリース
ビットコインとライトニング上のスマコン規格 RGBに関する現状の所感
あたらしい経済
【取材】ビットコイン基盤でスマコン実現目指す、フルグルがDiamond Hands支援
ライトニングネットワーク上では、送金以外にも、分散型ウェブやスマートコントラクトといった機能を拡張させる動きがあります。Diamond Handsがそうしたムーブに乗っかっていくのは上に述べた通り。
こうしたライトニングネットワーク上での機能拡張を「レイヤー3」と呼称することもあります。今回は、今後動きがありそうなレイヤー3でのP2P型アプリケーション向けAPIについて紹介してみます。
・P2P型アプリケーションの構築
Impervious
Impervious API とは、安全なP2Pのデータ送信や送金を、アプリ開発者が簡単に組み込むことができるようにするプロジェクトです。
このAPIをLN上に常駐すれば、ライトニングノードを参照した様々な機能が扱えるようになるということです。現在Twitterで、P2P型のビデオチャット、ファイル共有といったデモが公開されています。
今までにない優れた点としては、グローバルな情報のやり取りにダイレクトで課金ができるところでしょうか。例えば、100satoshi / 分といったコンサル通話やファイルのダウンロードにマイクロ課金を設けるなどのサービスがパッと思いつきます。
こうした手数料によって実現の難しかったサービス、今までなかったインセンティブ設計のビジネスが比較的容易に産まれるのではないかと期待し、紹介してみました。
そして、Impervious APIの機能を用いたブラウザImpervious Browserのアルファ版が10月19日にリリースされるとのことです。(現在アーリーアクセス募集中)
今後どういう発展を遂げるのか楽しみですね。
ちなみに、似たようなサービスとして、BitfinexとTether社が開発しているHolepunchというプロダクトもあり、オープンソースのソフトウェア開発キット (SDK) として12月に公開する予定で、そちらも注目です。
ライトニングのポテンシャルを信じ、これからの数年を楽しみたいと思います。
今回の話は、過去ビットコイナー反省会で話していたので、そちらもぜひご覧ください。
それでは、Enjoy LN⚡⚡