Diamond Hands Magazine、ライトニングネットワークニュースまとめです。
Damusへの関心が思った以上に高く、ビットコイン界隈以外でもテック寄りの人たちが流入しているようです。なかには、Damusで投げ銭がしたいがためにLNウォレットに初めて触れる人もいました。
日本語の記事で、参考になるものもたくさん出てきて充実してきています。興味のある方はぜひご覧ください。
Nostrが盛り上がるに至った経緯や登場人物に関する解説記事
それでは今週のライトニングニュースまとめです⚡
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重要リンク集💎🙌
Diamond Hands Wiki (ライトニングやルーティングに関するリソース集)
Lost in Bitcoin(ビットコイン学習リソース集)
ライトニング×Nostr×Ordinals NFT
スワップサービスdeezyでお馴染みのdanny氏が新たなプロジェクトを共有しました。バズワードとなりつつあるNostrやOrdinals、そしてLNを組み合わせています。
Ordinalsを用いたビットコイン上のフルオンチェーンNFTを、LN決済すればミントできるバックエンドを構築したとのこと。これにより、OrdinalsのNFTコレクションを容易に立ち上げることができるようで、そのAPIはまもなく公開とのことです。
また、Ordinalsのブラウザ版ウォレットも公開。Nostrの鍵システムを利用して管理する仕組みで、オープンソースとして公開されています。Nostrに関しては、Nostr秘密鍵を生成・管理できるAlbyを使えばウォレットとして使い勝手が良いという理由から採用したようです。
早速、上記を用いて「Astral Babes」というNFTコレクションがミントされています。danny氏といえばルーティングのイメージが強いので、NFTは意外な発表でした。もしかしたらルーティングと絡めてくるアイデアがあるのかもしれません。(考えすぎ?)
Umbrel、Nostr Relayを構築可能に
UmbrelでNostr Relayを構築することが可能になりました。Umbrelアプリストアからインストールすれば構築できます。詳細は下記ツイートをご覧ください。
WoS、スワップアウト手数料が増加。ルーティング戦略に大打撃
ルーティング勢には残念なニュースです。WoSを用いてインバウンドキャパシティを仕入れる手法が存在してましたが、今後使えなくなりそうです。
WoSより、LN-BTCからBTCへの変換時にかかるスワップアウト手数料を高くするとの発表がありました。これまでの固定手数料に送金額の0.5%がプラスされる形になります。
高額すぎる手数料なので、ルーティング戦略としては使い物にならないでしょう。自分もWoSを使っていたので、この先どうするのか考えなければなりません。
ルーティングは何もしなくても金利が貰えるとたまに誤解されますが、全くそうではなありません。こうした環境の変化に合わせ戦略を変えたり、最適な手数料調整を常にやり続けなければなりません。本気で稼ごうとすると、頭や労力をかなり割く必要があるのです。
その他のトピック⚡
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トークン系プロダクトRGBやTaroに関するDiamond Handsからの概観レポート(英語)→日本語版は近日公開予定
専門知識なしでLNをアプリに統合できるBreez SDKについての解説 英語記事
Lightning Network データ定点観測⚡
キャパシティ: 5,383 BTC (+56 BTC)
チャネル数: 74,573 (+222)
ノード: 15,057 (+125)
【参考】 mempool