Diamond Hands Magazine、ライトニングネットワーク関連のニュースまとめです!
酷暑が毎日続く中、皆さん元気に過ごしていますでしょうか?気軽に外出するのが怖くなる暑さで、少し参ってしまいますね…。
さて、前回のライトニングニュースから少し間が空いてしまいたが、今後も定期的に発信は続けていきます⚡
Diamond Handsコミュニティは国内外の関連企業から支援してもらっています。ありがとうございます!
重要リンク集💎🙌
Diamond Hands Wiki (ライトニングやルーティングに関するリソース集)
Lost in Bitcoin(ビットコイン学習リソース集)
eSIMがライトニング支払いで購入可能に
Bitrefillが、暗号資産建てでのeSIM購入のサポートを開始しました。ライトニング支払いにも対応しています。世界中のeSIMが販売され、バックパッカーや世界中を旅する人にとっては、嬉しいサービスではないでしょうか?
クレジットカードが海外で安定して使えないという声がチラホラ聞こえる中、ビットコインがあればそういった心配をせずに、旅行く国でのネットワーク環境をすぐ整えられます。ちなみに、日本のeSIMも販売していました。
Bitrefillは、暗号資産でのギフトカード購入を扱っていた会社で、AmazonやApple、Google Playなどのギフトカードも購入できます。
Coinbase、ライトニング導入を検討
大手取引所Coinbase CEOのブライアン・アームストロング氏が、X(旧Twitter)にてライトニング導入の旨を言及。ジャックドーシー氏のリプライ「なぜビットコインやライトニングを無視し続けるのか?」に返答する形で言及しました。
ライトニングをどのように導入するのがベストか検討しているところだ。自明なことではないが、やる価値はあると思う。ビットコインでの決済が普及することには大賛成だ。
なぜビットコインを無視していると思うのかわからないが、私たちはおそらく世界のどの企業よりも多くの人々をビットコインにオンボーディングしてきた。
一緒に作りましょう。
Coinbaseのプロトコル開発者であるViktor Bunin氏も、ライトニングに関する記事を投稿。しばらく追っていない間に時代遅れになっていたと書かれ、積極的なリサーチをしていることが伺えます。
ちなみにViktor Bunin氏の記事は、ライトニング技術をしばらく追ってなかった方向けのポストで、ライトニングでの誤解についてまとめられており、お勧めです。
テザー社、RGBの戦略的移行に着手
テザー社発行のUSDTにおける、OmniLayer、BCH-SLP、Kusama Networkの3つのブロックチェーンのサポートが終了することを発表。
また、その発表内でRGB上でのUSDT発行の可能性についても言及していました。
最も安定したチェーンであるビットコインを活用するという信念に基づき、現在RGBの開発に積極的に貢献している
RGBがデジタル資産、スマートコントラクト、デジタル著作権の新時代の到来を告げ、業界における主要企業からの包括的なサポートを獲得すると強く信じている
RGB 上の USDTが稼働すると、超強力でスケーラブルなビットコインレイヤー上の USDT を目撃することになる
テザー社が業界に与える影響は大きく、RGBでのUSDT発行が実現すれば、BTCチェーンに移行してくるDapps開発者やユーザーが増えていくと考えられ、期待が高まります。
Core Lightning、Splicing機能を実装
ノード実装のひとつであるCore Lightningが、Eclairに続きSplicingをマージしました。
SplicingはUX面の大きな向上が見込まれる機能で、Phoenixウォレットで既に使用可能となっています(詳細は前回の記事)。今回のマージにより、Core Lightningを使用している他ウォレットでSplicingが実装されていくことが予想されます。
LNDとLDKといった他のノード実装ではまだ使えませんが、その利点は明らかであり、大きなバグでもなければ追随していく流れで、数年後には、ほぼ全てのウォレットで採用され、オンチェーンとライトニングの残高区別が曖昧になっていくと予想されています。
Nostrasia参加登録フォームが公開
11月1日~3日に東京で開催されるNostrのイベントNostrasiaの参加登録フォームが公開されました。定員は1,000人ですが、現時点で700人以上が参加申請しているとのことです。
フォームからの登録がない場合、会場での直接参加は認められない・チケットは先着順で発行されるということで、迷っている方もとりあえず早めに登録しておいた方が良さそうです。
ジャックドーシー氏の参加もほぼ確実で、Diamond Handsとしても別途オフ会のようなコラボミートアップを検討中です。
↓参加登録フォームはこちら
⚡ライトニング関連のサービス紹介⚡
Nodeless:ノード運用せずにLN決済受け入れ可能に
Nodelessは、オンチェーン支払いやライトニング支払いを受け入れできる決済代行サービスです。その名の通り、ノード運用といった複雑な手間をかけずに導入できることが大きな利点で、WordpressといったECサイトや寄付、ペイウォール等でのビットコイン決済を簡単に導入できます。ノード運用はしていないが、LN決済を即座に導入したいという方にオススメですね。
Nodelessでは、LNアドレスやオンチェーンアドレスへの自動出金をサポートしています。そのため、受け取ったBTCは 1 分ごと (オンチェーンの場合は 30 分ごと) に自動出金されるため、預り手であるNodelessへの信頼リスクが軽減されます。また、Nodelessはオープンソースへと移行しているとのこと。
費用は、一回の取引あたり100 sats(固定) +支払い額の 1% かかり、メルアドとパスワード登録だけで誰でも簡単に利用できます。
また、似たような決済代行サービス(SpeedやMashなど)が他にも続々と現れており、それぞれシェア拡大を目指している様子が伺えます。
bcatsさんによるBitcoinSwitchを用いたガジェット
bcatsさんがLN投げ銭×IoTを組み合わせたガジェットを作成しました。
LN投げ銭を受け取ると、Diamond Handsのサインボードが回転し、その様子をYoutubeからリアルタイムで視聴できます。ぜひ試してみてください!
https://btcln.shop/bitcoinswitch/
ちなみに、Hidekichiさんの記事「LNbits の bitcoinSwitch で何でもスイッチON!」を参考に作成したとのこと。DIYに興味ある方は、こちらもチェックしてみてください。
ロストイン・ビットコインにZap機能搭載
初心者向けオープンソースのビットコイン学習サイト「ロストイン・ビットコイン」にZap機能が搭載されました。
記事を書いて貢献して頂いた方々に直接投げ銭をすることができます。こちらもぜひお試しください!