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ライトニングノードの管理を自動化するサービスが続々と登場

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ライトニングノードの管理を自動化するサービスが続々と登場

Diamond Hands Magazine Vol.77

ごっつ
Apr 30, 2023
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ライトニングノードの管理を自動化するサービスが続々と登場

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Diamond Hands Magazine、ライトニングネットワーク関連のニュースまとめです。

今週は、BRC-20というワードをタイムラインでちらほら見かけました。BRC-20はOrdinalsを利用して作られ、Bitcoin版ERC-20として現在ブームとなっているようです。Inscriptionsの数も急上昇しています。

https://dune.com/dgtl_assets/bitcoin-ordinals-analysis

深く追えていませんが、仕組みはjson表記のテキストをブロックチェーンに刻んでいるだけという至極シンプルなもののようです。これだけ聞いた感じ、BRC-20に価値や発展性が本当に産まれるのかは少々懐疑的に思えてしまいます。仲間内で遊ぶ分には面白いかもしれませんが…。

この辺詳しい方いれば、ぜひ教えてください!

参考になったharuxxさんによるBRC-20の解説記事

oneseep Newsletter
BRC-20の誕生を見ておこう。BitcoinのERC-20的な
タイムラインで BRC-20というワードをみかけたことがあるのではないだろうか。フォロワーさんにはEthereumに馴染みのある方が多いのでもしかしたら初耳かもしれませんね。 Bitcoin版のERC-20 命名はダイレクトにEthereumの Fungible Token ERC-20をもじったものです。そして中身もFungible TokenとしてBitcoin世界にて作られたものです。Fungible Tokenは量で表せるトークンですね。$USDCとか$APEとか。普通の通貨みたいに量を自在に表すタイプのものです。ちなみに ETHは ERC-20じゃないですからね。…
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a month ago · 7 likes · haruxx

それでは、今週のライトニングニュースです⚡


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重要リンク集💎🙌

  • Diamond Handsコミュニティ公式ウェブサイト

  • Diamond Hands Wiki (ライトニングやルーティングに関するリソース集)

  • DHコミュニティへの参加方法

  • Lost in Bitcoin(ビットコイン学習リソース集)


Lightning Terminal、チャネル手数料の自動化が可能に

Lightning Terminalの最新版 v0.9.1-alphaがリリースされました。このリリースでは、面白い機能がいくつも追加され、UI/UXがかなり進化していたりと、とても興味深かったので、紹介していきます。

チャネル手数料の自動最適化

Autofees機能をオンにすると、チャネル手数料を自動的に設定してくれます。

この機能で本当に手数料が最適化するかは、検証してみないと分かりませんが、複雑な操作を必要とせずメンテナンス不要というスタイルは非常に魅力を感じました。

チャネル手数料の決め方は、過去60日間において収益が高かった上位5つのチャネル間の履歴を参照し、目標とするスループットをまず定めます。そして各チャネルの過去7日間の履歴を調べ、その結果から手数料を調整するようです。なお、手数料調整は三日に一度行われます。

今後はチャネル開閉の自動化も導入予定ということで、ノードマネジメントをほぼ不要にしていくとのことです。

Web UI/UXの改善

Web UI/UXもかなり改善されています。ノードのルーティング履歴やコスト、ROIなどといったノードランナーとして知りたいであろうデータたちが一目で見られるようになりました。これだけでもLightning Terminalを使う価値がありそうです。

弊ノードの過去一年間のパフォーマンス。ROIは-0.03%(赤字…)

One Node for Many Users機能

One Node for Many Usersという機能も追加されたのですが、これも面白い使い道がありそうです。

この機能は、自己運用している単一のノードから、カストディアルアカウントを複数作成することができるという機能で、ノードオペレーターが自ノードへの制限付きアクセスを任意のユーザーやアプリケーションに与えることができます。

例えば下記デモ動画では、自分の妻に対して、自ノードにある残高の内100sats分だけにアクセスを認めるウォレットを作成しています。

カストディアルにはなりますが、アプリ開発者やコミュニティリーダーたちが何百人ものユーザーアカウントを作成することもできます。工夫次第ではLNへのオンボーディングに大きな成果を与えそうな機能だと感じられました。

他にも、LNCの権限をより細かく設定できる機能が追加していたりと、個人的にとても興味深いリリースでした。ノードランナーの方はぜひ試してみてください。UmbrelでLightning Terminalというアプリをインストールすれば色々いじれます!

bolt.observer、ノードマネジメントを自動化

Lightning Terminalに続き、bolt.observerもノードメンテナンスの自動化に関するサービスLiquidOpsを発表しました。LiquidOpsを用いるとノードマネジメントを自動化し、流動性を管理できるようになります。

IFTTTやZapierといったサービスに触発されたもので、Slackやテレグラムなど様々なアプリケーションとノードを連携することができます。また、Boltzのサブマリンスワップ機能と統合しており、ノードの流動性も自動で管理することができます。

例えば、インバウンドキャパシティが100万satoshiを下回れば、インアウト比率が50%になるようにBoltzでスワップし、テレグラムに通知を送るといった一連のワークフローを自動化することができます。手数料調整やチャネル開閉も近いうちに導入する予定とのこと。

また、Ambossという会社もノードマネジメントの自動化を目指すため$400万の資金調達を今週行いました。このように、現在のLN業界はノードマネジメントにまつわるサービス競争が激化しています。


その他のトピック⚡

  • 💎 Diamond Hands、RGBプロトコルを利用したトークンウォレットのShiro Wallet α版を公開

  • 🤖 サブマリンスワップを提供するオーダーブックにNostrを活用 Stacker News

  • ⚖️ Mash、satsベースの投票レースのサービスを開始

  • 🍠 ​Lightning Labs、lnd v0.16.2をリリース

役立つ記事や特集⚡

  • Burry Market ResearchによるNayuta栗元さんへのインタビュー記事 Burry Market Research

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