Diamond Hands Magazine、ライトニングネットワークニュースまとめです。

今週はビットコインが777,777ブロックを達成するというプチ？祝いがありました。特に大きなイベントがあったとかではないですが、こういう盛り上がりは楽しくて好きです。

katakoto @katakoto

#Bitcoin 777777 blocks yay 🎉

（にしてもBlockclockがカッコイイ…。買うか、自作しようか真剣に迷ってます。）

それでは、今週のライトニングニュースまとめです⚡

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BlueWallet、カストディアルのライトニングウォレットを閉鎖

https://bluewallet.io/sunsetting-lndhub/

LNウォレットBlueWalletがカストディアルウォレットのサービスを終了すると突如発表しました。カストディアルの中では1,2位を争うほど人気の高いアプリで、多くのユーザーを驚かせました。以下、詳細を説明していきます。

BlueWalletが、アプリ内で提供していたサービスは下記の３つ

オンチェーンのビットコインウォレット
BlueWalletが管理するノードLndhub.ioを利用したカストディアルなLNウォレット
自己運営しているノード（又は別サービスのノード）とBlueWalletアプリを連携できるLNDHubというソフトウェア

今回の発表は、BlueWalletが管理するノードLndhub.ioをまもなく停止するとのこと。そして、カストディアルウォレットのサービスも終了するとのことでした。ですので、上記の1や3を利用しているユーザーは特に影響なく、今後も使用できます。

といっても、BlueWalletユーザーのほぼ全ユーザーは、カストディアルなLNウォレットを普段使いにしていたと思われます。4月30日にサービスを終了するので、なるべく早く他のウォレットへ出金する必要があります。

やや取りつけ騒ぎの様相にはなっていますが、少額ずつであれば問題なく出金できているようです。BlueWalletを利用している知人の方いましたら、お声がけしてあげてください。

ちなみにBlueWalletは、今後セルフカストディアルの方面に注力していくとのこと。

とりあえずの移行先としておすすめは、カストディアルならWallet of Satoshi。もしくはノンカストディアルなウォレット（BreezやNayuta Walletなど）を検討するのもアリかもしれません。

↓LNウォレットに関する記事（少し情報が古くなっているかもしれませんが…）

すべてのビットコインライトニングウォレットの簡単なレビュー

ビットコイン研究所では、加藤さんがこの件に触れカストディアルLNウォレットの今後を考察していました。（有料）

カストディアルなライトニングウォレットは下火になるのか

マスタリング・ライトニングネットワークのライセンス緩和

「マスタリング・ライトニングネットワーク」がCreative Commons CC BY-SAライセンスの下で公開され、誰でも商業目的を含め、再配布、再利用、リミックスすることができるようになりました。ただし、作成された物にクレジットを記載すること、変更が加えられた場合には明確に記載すること、同じライセンスで公開することが必須です。

ちなみに、マスタリング・ビットコインの加筆改訂をした最新版3rdエディションも発売する予定とのこと。第１～２章は先行発売。

Rene Pickhardt @renepickhardt

The #book is now #free !!! When I originally started working on the #LightningNetwork book I made it clear that it will have an open license and I would only work with a publisher who supports this When @aantonop suggested to work with @roasbeef he said @OReillyMedia will do so

Voltage、新たなLSP 「Flow 2.0」をリリース

https://voltage.cloud/blog/voltage-announcements/introducing-flow-v2/

LN支払いを受けつける際の課題として、チャネル流動性の管理が挙げられます。

利用可能なインバウンドキャパシティがないと、ライトニングでは受取することができない仕様だからです。

こうした課題を解決するために生まれたのがLSP（Lightning Service Provider）というサービスです。

Flow 2.0では、ジャストインタイム（必要な時に必要なだけ）で流動性を提供することに焦点をあてたサービスで、インバウンドキャパシティの確保やチャネル管理を一切気にせずライトニングを利用できるようになります。

地味に思うかもしれませんが、LSPサービスは、ライトニングのUX面を大きく向上しアダプションへ繋げる欠かせない鍵の一つと言われています。

その他のトピック⚡

💗リアルタイムでNostr上のZapの様子が見れるサイト、ZAPLIFE.LOLがリリース
💥Dual Funding チャネル、ÉclairとCore Lightningの間で相互互換のテストを完了
🧙‍♂️Ordinals NFTプロジェクトTaproot Wizards、約6.68BTCをLNで稼ぐ
🏦ライトニングネイティブ取引所LN Markets、取引高ATH
LN Markets @LNMarkets
🔥 looks like we're serious about this new monthly trading volume ATH on lnmarkets.com thank you all frens 🧡 (+ nice decorrelation with BTCUSD price 🫡)
3:34 PM ∙ Feb 23, 2023
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役立つ記事や特集⚡

Nayuta上野さんによるLightning Networkのregtest環境に関するブログ
自宅ノードでLNアドレスを作成する方法 - Tallycoinについてブログ

Lightning Network データ定点観測⚡

キャパシティ：　5,446 BTC (+119 BTC)

チャネル数：　74,721 (-370)

ノード：　15,098 (+166)

【参考】 mempool

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BlueWallet、カストディアルのライトニングウォレットを閉鎖へ