Binance、ライトニングの入出金サービスを開始
Diamond Hands Magazine Vol.98
Diamond Hands Magazine、ライトニングニュースまとめです。
先日、徳島でビットコインミートアップを4年ぶりに開催しました。開催にあたって、お声掛けや会場準備など、たくさんの用意をしてくれたむらぴぃさんには感謝です！
徳島という片田舎ではありますが、フルノードやNostrをいじっている方が複数人いたりと、結構濃いメンツが集まっていました。
ミートアップでは、NostrのセットアップやLN×IoTを用いた猫ちゃんへの餌やりの実演等を行いました。猫ちゃんの餌やりは食いつき良かったです(笑)
その他質問や雑談でも、価格どうこうではなく純粋に技術関連の話ができとても良いミートアップでした。
また、今度は高知県？でやるかも…。興味があればぜひTwitterをチェックしていてください！
それでは、今週のライトニングニュース配信です⚡
Diamond Handsコミュニティは国内外の関連企業から支援してもらっています。ありがとうございます！
重要リンク集💎🙌
Diamond Hands Wiki （ライトニングやルーティングに関するリソース集）
Lost in Bitcoin（ビットコイン学習リソース集）
Binance、ライトニングの入出金サービスを開始
大手取引所Binanceがライトニングの入出金に対応し、大きく話題になりました。これにより、より低い手数料でBTCの入出金ができるようになります。
Binanceは、今年5月Ordinalsによるオンチェーン手数料高騰の影響を受け、数時間にわたってビットコインの出金を一時停止に。こうした状況に対応するため、今回ライトニングの導入に至ったと考えられます。
気になる出金手数料は固定で100satoshi（約4円）、Binanceのオンチェーン出金手数料と比べると、なんと50分の1の価格となります。もちろん、入出金への待ち時間もほとんどありません。
つい先日ですが、WebXのカンファレンス内で、Binanceが8月に日本でフルサービスを開始すると発表されました。日本版Binanceでもライトニングが対応しているのか、非常に気になりますね。
ビットコイン研究所でも、この件に関するメリットや今後の展開について詳細に考察されています。
ついにBinance ×ライトニングが実現。LN対応のメリットと今後への影響は？
Nostrに関するドキュメンタリー番組が公開
Nostrに関するドキュメンタリー動画が公開されました。個人のクリエイターが作成したものですが、かなりのクオリティに仕上がっています。日本語字幕もつけてくださっています。感謝。ぜひご覧ください。
ドキュメンタリー動画では、現状のSNSの問題点やNostrのアプローチや解説が分かりやすくなされてます。またジャックドーシー氏などのNostr開発者にもインタビューしており、想いがこもった生の声も聞くことができました。
動画の簡単な要約
現在のソーシャルメディアはユーザーデータを独占し、ユーザー体験を制限している
Nostrは、ソーシャルメディアの構造を分散化し、ユーザーが自分のデータをコントロールできるようにする
Nostrは、誰もが投稿された情報にアクセスでき、自分のソーシャルメディアプラットフォームを構築できる
ソーシャルメディアだけでなく、他の多くのユースケースにも適用可能
開発者は、Nostrがユーザーの自由なイノベーションを可能にすると考えている
また、この製作者であるMax DeMarco氏の公開直後のNostr投稿には、20万円以上ものZapがされています。クリエイターの方々、ぜひNostrに参加してみてはいかがでしょう？
Mutiny Wallet、待望のオープンベータ版リリース
https://blog.mutinywallet.com/mutiny-wallet-open-beta/
「Mutiny Wallet」がオープンベータ版をリリースしました。このウォレットは、プライバシーに重点を置いて開発されたノンカストディアル型のウォレットです。
このウォレットの大きな特徴は、アプリストアからインストールせず、ブラウザで立ち上げます。これにより、GoogleやAppleといったアプリストアに依存しないため、検閲やコントロールされる心配がありません。このような仕組みは、プログレッシブウェブアプリ （PWA）と呼ぶようです。
アプリストアを迂回できるPWAは徐々に増えているようで、NostrクライアントのSnortやIrisはPWAとして実装されています。LNウォレットのPWA実験台という意味でも、Mutiny Walletは注目のプロジェクトかと思われます。
↓より詳細な解説はビットコイン研究所の記事をご覧ください。
Mutiny Walletは、BlockのLightning Development Kit (LDK)を基にし、流動性管理にはVoltageのFlow2.0を活用。バックアップ機能やNostr Wallet Connectとの統合などの機能も備えられています。
また、Mutiny+というサブスクリプション機能も導入されました。特に多くの特典は現在提供されていませんが、NWCを基にしたプル型のサブスクリプション機能を提供できることを示しているとのこと。
ノードマネジメントツールTorqが大幅アップデート
https://twitter.com/LN_Capital/status/1681701927258578944
ノードマネジメントツールTorqがV1.0へと大幅アップデートしました。また、企業などの大規模ノードには有料のカスタムパッケージを提供することを発表しました。
今回のアップデートで、LSPからのチャネル購入（リクエスト）やチャネル開閉の自動化が可能となり、オートマネジメントできる幅が更に広がりました。
また、HTLCの数を調整することができるHTLCファイアウォールという機能も追加。これを用いれば、HTLCがスタックすることで起こる強制閉鎖の対策をすることができます。
Torqでは、複雑なノードマネジメントをワークフロー図で視覚化・設定でき、自動化プログラムを簡単にセットアップできます。細かい手数料調整やインバウンド確保など、複雑な自動化フローでも、慣れれば誰でも作成することができるかと思います。
デバックやドライラン（予行演習）といった機能も今回のアプデで追加され、ノードマネジメントを本気で取り組みたい方にはオススメのツールといった印象です。
なお、V1.0のアップデートはUmbrelストアにはまだ来ていないので、いち早く試したい方はGithubからDLする必要があります。
番外編・LNゲームTHNDERとDHがコラボ
Satsが稼げるゲームを提供しているTHNDER社とDiamond Handsが、コラボしました。
週末限定のイベントで、「Diamond Handsを打ち負かせ」といった趣旨で、Diamond Hands代表プレイヤーよりもソリティアゲームClub Bitcoinで高得点を出せば、イベント報酬のSatsが貰えるよ、といった内容でした。
Diamond Handsプレイヤーの代表としては、私、ごっつが参戦。いきなり世界中のソリティアプレイヤーと戦うことになりました（苦笑）
結果は、29位（330名中）。そこそこ奮闘したのではないでしょうか？ここから先の得点は、試行回数と運だろというところまでは到達したつもりです。
そんなこんなで、Club Bitcoinを週末しこたまやった結果、稼いだsatsはなんと131satoshi。し、渋い…。
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